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大学4年間を振り返って

4年間の大学の授業や課外活動、アルバイトや生活、進路選択について学んだことや自分の成長になったと思うことを書こうと思います。



新型コロナウイルスの蔓延で苦労したこと

私たち‘20年入学の学年は、入学と同時に
新型コロナウイルスの蔓延によって、
授業や課外活動が制限されていました。

念願としていた大学生活が送れず、
第1志望校の大学で受験に向けて勉強に苦労していただけに、
日々悩みに暮れていました。

4月に上京したものの、
入学式は中止で新しく買ったスーツは押入れのままで、
授業開始は5月連休明けからという情報だったけど
連休になってみれば、春学期間はオンライン授業という知らせが来ました。

1人暮らしをする必要がなく、
家賃は無駄となってしまうけど
春学期間は実家で過ごすことを余儀なくされました。

結局最初の2年間はほとんどの授業がオンライン授業でした。

zoomやMicrosoft Teamsなどでオンライン授業を行ったり、
mp4やMicrosoft Streamなどの映像授業があったり、
大学の個人ポータルであるウェブクラスで資料を読んで学んだり、
教授との連絡はメールを用いていました。

このように授業によって授業形態は異なっており、
自分で1つ1つ確認しながら授業を受けなければなりませんでした。

新型コロナウイルスの蔓延で学んだこと


しかしコロナウイルスの影響があったからこそ
自分が成長した部分も大きいと考えています。

zoomによる学科顔合わせで仲良くなった友人と
ラインで連絡を取り協力して情報交換を行っていました。

また、大学生になって初めてパソコンを持ちましたが、
オンライン授業にも慣れたことで、ICT技術を学ぶことが出来ました。

オンライン媒体はもちろん、レポートは紙ではなく
すべて打ち込み式なのでワードの使い方を学び、
ブラインドタッチも出来るようになりました。

また、時間にも余裕があったので、
自動車学校に通ったり、Excel関数の講習を受けたり、
趣味であるルービックキューブやパズル、空中前転の練習などをしていて、
自分なりに身のためになることや没頭することを
見付けることが出来ました。

でもこれ以上に収穫になったことは、
人と同じ時間を過ごすことの大切さや貴重さを知ったことです。

人と会うことは当たり前のように思っていましたが、
この状況下で会うことが制限されていることに寂しい気持ちがありました。

だから、友人と約束した日は、毎回大切な時間にしようと思ったり、
会えない中でメールや電話で連絡を取るようにしていたりしていました。

このように新型コロナウイルスで制限された生活は
マイナス要素だけではなく、
自分にとって成長した部分もあったと今は考えています。


課外活動


僕はオールラウンドサークルGSC(様々なスポーツを行う)と
スキューバダイビングサークルNeptuneに所属していました。

  • オールラウンドサークル

GSCは、部員が100人で、各々にも交友関係が広いので、
多くの人と接する機会が多くありました。

もちろん自分と合う人合わない人がいるので、
それぞれと上手くいくような付き合い方を模索していました。

また、3年生で部長を務め、全体のまとめ役を行いました。

直接的に全体を仕切るわけではないのですが、
係との連携を図り、最終的な判断やスケージュール管理を
女子部長と行っていました。

始めは自分一人で進めてしまったことがありましたが、
私の性格的に仕事に漏れがありがちだと分かり、
1つ1つ女子部長と確認し合いながら進めるようにした。

その結果、アイデアが豊富になり、ミスも少なく、
賛同を得ながら仕事を進めることが出来るようになりました。

  • スキューバダイビングサークル

Neptuneでは部員たちがどんな人でも受け入れてくれる雰囲気があるので、
私は、周りからの視線をあまり気にせず、
自分のしたいように話しかけ、行動していて、
とても居心地が良い場所でした。

でも、自分勝手なことばかりだと、
受け入れてくれる人だけではなく、批判的な人もいるので、
人によって接し方を変えていかなくてはと思うようになりました。


2つのサークルを通して、
スポーツや旅行の経験が豊富になり、人脈が広がり、
知らない自分を理解することが出来たと思います。

アルバイトの経験

大学1年生の9月から塾講師と居酒屋のアルバイトを行っていました。

  • 塾講師

塾講師では、人を育てるために必要なことや難しさを学びました。

私立大学を志望している高校3年生のある生徒は、
片親で一人っ子なので
入試システムや大学受験の勉強方法を知りませんでした。

だから、僕は、自分が受験生の時に取り組んでいた勉強方法を取り入れ、
毎日の課題を日割りで課していました。

でもモチベーションが上がらず、
課題をやっていないで、夜更かしをして遊んでいる状況だった。

だから僕は、
進学先に関わらず大学受験という困難に一生懸命頑張ることの大切さ
について伝えるようにしていた。

また、僕が勤務していない時にも、他講師に伝言を頼んで、
引継ぎを事細かく行っていたので、
私と生徒の間に信頼関係が生まれ、
私の元に居ることに自信を持つようになった。

その結果、最後には、
なんと勉強時間を増やすためにもっと課題を増やしてください
とまで言われるほどにモチベーションが上がりました。
これはとても嬉しかったです。

人を育てる際にはまず自分自身に自信を持ち、
信頼関係を築き上げることが大切だと学びました。

  • 居酒屋バイト

居酒屋では、人を見て学ぶことが出来るようになった。

初めてやる仕事でも、
社員や先輩の行動や言葉遣いを見て覚えるようにしていた。

会社に入社して、
上司に聞かず自分で行わなくてはならないこともあるだろう。

だから、日々上司や尊敬している人の
行動や考え方を見て学ぶことが求められると思うので、
この居酒屋でのアルバイトの経験を活かしたい。


新しい生活


大学生で上京し、
新しい土地や一人暮らし、会う人全員が新しい人という新鮮な環境でした。

家事をすべて1人でやらなくちゃいけないことはとても大変で、
今まで家族にやってもらっていたことに気付かされ、
感謝の気持ちが強いです。

僕は、大学生で様々な人と会話し、様々なことにチャレンジしていきたい
という目標を持っていたので、
東京で会った人と話す機会を多くしていた。

このことで自分の知識の幅が増えて、
自分自身について考えるきっかけになり、
それが将来のことを考えるためのヒントとなりました。

4年間で知り合った人は500人以上(多分)いると思います。
この人脈は今後も大切にしていきたいです。


進路選択


高校生の時、数学を教えるのが好きで教員になりたいと思い、
東京の教育学部の大学に進学しました。

しかし、大学2年生の終わり頃から、
一般企業に就職することを考え始めました。

自分の成果を評価してもらえること、
様々な会社のことを知りたいと思ったこと、
教員の仕事の現実を知ったことがきっかけです。

3年生の時1年間ほど東京の広告代理店でインターン活動を行っていました。

広告代理店の仕事内容、
会社に勤めることの雰囲気、
商談の流れを
実践的に学ぶことが出来た。

また、地域活性化に興味を持ち、
4年生5月の連休中(就活真っ最中)に
地元福島県の実家に帰省して
2週間ほど色々な活動を行いました。

観光協会や自治体、商工会議所、NPO法人やまちづくりに関わる人など
約20名の方にアポを取ってお話を伺いました。

今の自分でもできることや
将来目指したいこと
についてお話をしました。

また、4年生の9月には、
高知県梼原町の観光協会のインターンに2週間ほど参加しました。

そこで、実際に行われている地域づくりや、
農村地域での暮らし方を知り、
人の温かさを感じることが出来た。

以上の経験などから、
結果的に新卒生としては、
地域貢献に関わる会社に入社し、
まちづくりに必要な要素を学び、
将来的に地元に帰って、
地域貢献に関わる活動を行いたい
と考えるようになりました。

進路選択を行うにあたって、自分の将来を考えるには、
まずは自分のことをよく知ることが必要だと学びました。
自分の性格や得意不得意、やりたいことを理解したうえで、
人生プランを考え、目標に見合った進路を選択します。

以上のように
人生に1度しかない大学生活4年間を通して学んだことを忘れずに
今後の社会人としての生き方に生かし、
自分が大切にしている
”向上心”
を欠くことはせず、
日々自分と向き合いながら頑張っていきたい。

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