見出し画像

Day49 オリックスを観に行く

2023/9/8 Fri
朝が涼しくなってきました in 神戸

9月5日火曜日
この日ボクは仕事だった。

夏休みが明けて
本格的に授業がスタートし、
6時間授業が始まって、体を慣らすために
子どもも教員も 誰も何も言わないが
しんどかったと思う。
(ボクだけかもしれないが)

そんなボクでもこの日は
朝からワクワクしていた。

そう。
オリックスバッファローズの試合が
ほっともっとフィールドで行われるからだ。
地元である。
地下鉄で(実際は地上を走っているのだが)
数駅走ればすぐに着く距離。
しかも、今日と明日で今シーズンの
ほっともっとフィールドでの試合は終わる。

息子が以前から
「行きたい!」と言っていた。
奥さんは
「平日やのに!明日、学校あるやろ!あかん」
と言っていた。
双方の気持ちが分かるだけに迷っていたボクだが
決断した!

行くしかない!

と。
ただ、試合開始は18時。
仕事終了は17時。
ダッシュして一度帰宅し、息子を迎えに行って
戻ってきたら開始時間には間に合わない。

そうだ!
息子を一人で新長田まで来させよう!
そう。
可愛い子には旅をさせろ!だ。

息子、小6 11歳。
コレまで一人で電車やバスに乗ったことはない。
そんな機会はなかった。
切符はよく買わせていたし、路線図の見方も教えていた。
うん。コレはいいチャンスだ。
夏の終わりに一人旅。
と言っても
摂津本山ー新長田 一本さほど難しくはないだろう。

息子に提案。
初めは
「えぇ〜」と顔を曇らせていたが、
「試合に行けるで!」というと
パッと顔が明るくなって
「行く!」とのこと。

こうして、ボクたち親子は
新長田で合流することになった。

ソワソワして17時を迎える。
「お疲れっしたぁ〜お先っす」

「ヒロ先生どうしたんですか?今日早いですね」

「ハイっ。息子と野球っす。オリックスっす」

「いいなぁ〜楽しんでね」

「あざっす!」
そんな会話を交わしてボクは職場を飛び出した。
(逃げたわけではない)

待ち合わせの時間。
人がゾロゾロ降りてくる。
改札でソワソワするボク。
すると息子の顔が見れた。

ほっ。

なんやかんやゆーても
息子を大事にしているボクがいるということを
自分自身が自覚した。

「どや?大丈夫やったか?」
とボク
「うん。大丈夫やで。切符買うときが迷った」

いつもやってることでも
いざ、一人でとなると不安らしい。
(なんとなく分かる)

「じゃ〜いこか。飯の調達や」
「うん」

こうしてボクたちはスーパーで
それぞれが食べたいものをチョイスしたのだが、

あ“っ
「どうしたん?」

「オレ、呑めへん」
(そう、1ヶ月酒を絶っている)

・・・

そう。今月は断酒月間。
運動会成功に向けて願掛けしているのだ。
そんなわけで炭酸で凌ぐ。

試合は7回まで両者0が続く。
8回に西武が3点入れて
そのまま

負けた。
○ | ̄| _

電車に乗れたのが
21:35分
帰宅したのが
22:30分

妻が言った。

ほら!

↑そら見たことか、だから言ったでしょ!
 平日にそんな野球なんか行って体しんどいって
 明日起きれるん?大丈夫なん?しかりしてよ!
(と全てコレは個人的なボクの解釈です。妻は笑っていました。)

ボクたち二人は
俯いて。。。

寝た。

【教訓】
可愛い子には旅をさせよ!

この記事が参加している募集

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?