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Day218 父娘鍋(おやこなべ)

2024/2/24 Sat
おっ!2と4が続いている。

三連休一日目。
神戸はあいにくの雨でした。

が、
妻は義理の姉と
「出かけてくる!はーちゃん頼んだで!」

と言い残し出て行きました。

息子くん(小6)も珍しく付いてく始末。

「えっ?なんではーちゃんは行かないの?」
と尋ねると

「夕方、体操あるねん」とはーちゃん。

そう。はーちゃん(小3)は体操を習っているのです。
妻は「帰りは遅いからはーちゃん連れて行かれへん」
とは言っていたもののどこまで行ったのか?
わかりません。

ボクとはーちゃんは2人で過ごすことになりました。

さすが三年生。
そこはもう自分で過ごせます。

ボクはボクのやりたいことを適当にこなし
はーちゃんはボクの横で
ブラインドタッチの練習したり、
鍵盤ハーモニカでピ〜ぷぅ〜奏でてました。

「何時にいくん?」と尋ねると
「17時半かな」と はーちゃん

「迎えは何時?」
「ん〜18時45分」

それなら1時間あるってことです。
(10kmランできるな)

って思ったボクは
はーちゃんを送った後、その足でランニング開始。

いつもの住吉川から河口まで下り
43号線を東へ青木→深江を超えて
芦屋川までランニング。
芦屋川を上がって2号線に出ると
そこから西へ向かって帰る。
そしたら10kmのコースなのです。

走ってる途中
パラパラと雨が降ってきました。

まぁ〜これぐらいいいかな。って走っていると
途中に1人男性が立っていました。

寒空の下
1人で
看板持って。。。

そうです。
マンションの営業さんかな?
若手の男性。
チラシを歩いてくる人に配っています。

ほぼ?誰も受け取らない。
(大変そうやなぁ〜)なんて思っていたら
すちゃっと差し出していたチラシを引っ込めようとしたので
思わず

「もらいます」

と受け取ってしまいました。

「あっ、ありがとうございます」

白い息を出しながら
目が垂れるような笑顔でお礼言われちゃいました。

「が、が、頑張ってください」
そう言って走り去るボク。

世の中にはいろんな仕事があるよなぁ〜
ちょっとしたことで役に立てられたらいいな
と思いながら

きっとあの若手さん
怖い上司から
「おい!これ全部撒くまで帰ってくるなよ!
 わかってるよなぁ!あぁ〜〜〜!」とか
言われてるねんで。きっと。
パワハラやパワハラ。
とか勝手な妄想して走ったボクでした。

そんな妄想ランニングをしていると
妻からLINE
「今日は夜ご飯食べて帰るので あとよろしく」

(な、な、なんですと!)

それならボクも、はーちゃんと美味しいもの食べちゃる!

心に火がつきました。
体操を終えたはーちゃん。
ご機嫌です。
「次からさぁ〜上のクラスに上がれるねん」

「へぇ〜それはよかったねぇ〜すごいやん」
と称えつつ、
「あんなぁ〜はーちゃん。今日、ママたち
 ご飯食べて帰ってくるねんて」

「なんでなん!」とブチギレ気味のはーちゃん。

「だからさぁ〜パパたちも美味しいもの食べよぉ〜」
って誘い機嫌をとります。

「何食べたい?」と尋ねるボクに
う〜ん。と悩むはーちゃん。

家でゆっくり食べたいってことだったので
スーパーに行くも美味しいそうなものが
見つかりません。
それなら、鍋っちゃう?
豚バラとモヤシで、豆腐も入れたら
いけそうじゃない?って提案すると。

うん。ってことで
2人鍋決定。

あと手羽先を追加。
塩胡椒で焼くだけのシンプル料理を追加。

サラッとお風呂に入り
焼きたての手羽先をパリッといただく。

「肉汁溢れるぅ〜うんまっ」とご満悦のはーちゃん。

「うまいやろぉ!」とボク。
「こっちもできたで」と鍋をドカッ。

出汁とかとらず
鍋に豆腐ぶち込んで
水入れて、もやし入れて、上に豚バラのっけるだけの
“鍋“というより“茹で“

それでも2人で
美味しくいただきました。

家呑み禁止していましたが
妻がいないので“こっそり解禁“

はーちゃん曰く
「こんなに食べたん久しぶり!
 めっちゃ美味しい。お腹いっぱい!」
と言って、パンパンに膨らんだお腹を出して
ボクに見せながら

「愛が詰まってるわ」

と言い訳してました。
(可愛いけど、ただのムチムチなだけやん)

楽しく食事を済ませ
酔いも回ってきましたが
片付けも完璧(証拠隠滅)

しかし、妻たち帰ってきません。
22時を回っております。

どこ行ってんねんやろ?
そう思いながら
もう遅いので
2人で寝ることにしました。

はーちゃんと久しぶりに寝たのでした。

【教訓】
親子時間を楽しもう

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