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私の就活と一年目

就活

私は学生の頃から、ずっと飛行機の客室乗務員に憧れていました。

理由は英語が得意で、英語を使う仕事をしようと思ったことと、海外に仕事で行けそう、あとは何だかかっこいいから。笑 
ふにゃっふにゃの志望動機ですが、まぁ客室乗務員を目指す人は99%そんな動機じゃないかな、と思います。目指すものとしてわかりやすい。
結婚できそうな人に出会う可能性が高そうだ、という打算もあったと思います。笑 


新卒では日系大手からその子会社系にひたすらエントリーしまくり、近そうなグランドスタッフ(空港職員)もエントリーしまくりました。
結果は、CAも空港職員も惨敗。最高でも地元空港スタッフの二次面接でした。

今思えば、自分の強みを棚卸しして言語化していなかったし、伝える必要性を理解できていなかったです。圧倒的準備不足。

新卒でCA受験をする学生は、記念受験もあってとにかく多い。数百人の募集にウン万人単位で応募が来ます。その中で、お金をかけてダブルスクールしている人、生まれ持っての長身美人に、準備不足かつ凡人の私が勝てようもなかった。

一応、国立大学に入り、バイトやサークルでそれなりの存在感を出していて、友人からは「どこで働いてもやっていけそうだよね」と言われるような学生だったので、その評価に胡座をかいていたのだと思います。
「働けば私の実力がわかるから、雇え」と言わんばかりに。笑
誰がそんな奴雇うっちゅーねん。

そんな感じで私の就活は4年生の7月まで続くことになります。
迷走して他業界を手当たりしだい受験したり、CA志望ではなかった大学の同期が、赤い航空会社から内定をもらったのを知って素直に喜べなかったり…

最終的に、某日本の航空会社の予約センターを運営する会社でご縁があり、カスタマーサポートとして私のキャリアはスタートしました。

社会人デビュー2ヶ月で転職を決意

社会人生活がスタートして、まだ研修中だったGWに、飛行機で実家に帰りました。それまで帰省は新幹線を使っていたので、帰省で飛行機を使うのは初めてだったと思います。

その路線を運航していた会社に何か魅力を感じ、早速HPや採用情報を調べました。
・大手の子会社ではありつつも、オリジナルな機材・路線展開と社風
・新卒採用は(当時)実施されておらず、中途採用のみ
・だいたい毎年春ごろに数十名の募集がある
これを知った私は、次の目標をこの航空会社に定めます。
そして就活の反省を活かし、約一年後の募集に向けて準備をすることにしました。

同じ業界にいるんだから、とにかく今の仕事を磨くことが大事だ。
社会人として謙虚に、先輩から盗めるものは盗もう
自分の得意な英語の勉強はやめないでおこう

努力の甲斐あってか(?)先輩・上司から仕事ぶりが認められるようになり、社内の応対コンクールにも一年目で選ばれます。
また電話でのやり取りを仕事にすることで、伝える力、言語力が圧倒的に伸びたこと、航空会社社員に求められるスキルがわかってきたことが何より大きな収穫でした。

そして、次の春に、予想通りターゲット会社の募集が出ました。

つづく



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