kazuhiro2920

陸上長距離における"ぬけぬけ病" 現役時代に私も「足が抜けるよ…

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陸上長距離における"ぬけぬけ病" 現役時代に私も「足が抜けるような感覚になる」「足が振り回される」ようになり、大学で引退 その経験を活かし、理学療法士となった今、"ぬけぬけ病で苦しむ人を一人でも力になりたい"というコンセプトで記事を書いていきます

記事一覧

脳について

前回までは怪我による影響が、体に与える影響を記事にしました。 それによって引き起こされるのは、組織の変性ということです。  今回の記事は、組織の変性が私たちの脳…

kazuhiro2920
1年前
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組織の変性とは

〜前回のあらすじ〜  怪我をすることで体の中ではさまざまな反応が起こり、各々の組織が変性し、全身に影響を及ぼす  では、その組織の変性ってなんだろう? というとこ…

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1年前
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怪我をすると何が起きるのか

皆さん、怪我はしたことあるでしょうか? 私は日常生活でもたくさん怪我をしました こどもの頃にかけっこをして捻挫 転んで打撲 高い段差から落ちて肘を骨折 等々… 今…

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1年前
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なぜぬけぬけ病が起きたのか

ぬけぬけ病は突発的になるものではなく、初めは 「あれ?なんか違和感あるな…」 から始まりました。 つまりどこか特定の部位が原因ということではなく、今までの怪我や…

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1年前
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症状の流れについて

【足が抜けるとは?】「ぬけぬけ病」 「局所性ジストニア」 等、 最近では名前を変えて箱根駅伝やマラソンなどで取り上げられるようになったり、現役のランナーの方がブロ…

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4年前
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元全国7位が全く走れなくなった症状

【はじめに】  僕が高校3年生のインターハイ、僕は陸上の5000mで7位という成績を残しました。  順風満帆に思えましたが、その時すでにある症状に悩まされていました。 …

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4年前
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脳について

脳について

前回までは怪我による影響が、体に与える影響を記事にしました。

それによって引き起こされるのは、組織の変性ということです。

 今回の記事は、組織の変性が私たちの脳に、どのように影響してくるかということを記事にしていこうかと思います。

運動ってどうやって作られていくの? 私たちは、無意識でも腕を動かしたり、足を動かすことができます。それは、体の様々な情報を脳が処理して調整してくれているからです。

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組織の変性とは

組織の変性とは

〜前回のあらすじ〜
 怪我をすることで体の中ではさまざまな反応が起こり、各々の組織が変性し、全身に影響を及ぼす

 では、その組織の変性ってなんだろう?
というところが今回のテーマです

 組織の変性とは病理の用語で、細胞、組織のなかに、生理的には存在しない異常の物質、あるいは生理的に存在する物質でも、異常の部位に、ないしは異常な量に認められる状態を言います。

 組織の変性は、様々な組織に起こり

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怪我をすると何が起きるのか

怪我をすると何が起きるのか

皆さん、怪我はしたことあるでしょうか?

私は日常生活でもたくさん怪我をしました

こどもの頃にかけっこをして捻挫
転んで打撲
高い段差から落ちて肘を骨折
等々…

今思えば、どれも情けない程の怪我の仕方

陸上を始めてからも

両脚のシンスプリント
両脚の膝蓋腱炎
慢性的な腰痛、肩こり

一年に数回はこれを繰り返していました。

当時の自分含めて、運動してる人もしていない人も

「怪我しても痛み

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なぜぬけぬけ病が起きたのか

なぜぬけぬけ病が起きたのか

ぬけぬけ病は突発的になるものではなく、初めは

「あれ?なんか違和感あるな…」

から始まりました。
つまりどこか特定の部位が原因ということではなく、今までの怪我や習慣が蓄積されてできた体が"足が抜ける"という症状になったということです。

僕は今まで日常生活でも色々な怪我をしましたし、高校から始めた陸上でも沢山の怪我をしました。

ぬけぬけ病の方は色々なSNSで情報収集をしてるかと思うので

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症状の流れについて

症状の流れについて

【足が抜けるとは?】「ぬけぬけ病」
「局所性ジストニア」
等、 最近では名前を変えて箱根駅伝やマラソンなどで取り上げられるようになったり、現役のランナーの方がブログで発信したりと、少しずつ世間の中でも認知されてきたように感じます。
 勝手に力が入ってしまったり、逆に全く力が入らない等症状は様々な様です。

 今回は、僕が「足が思うように動かない」ようになってから現在までの流れを書いていこうと思いま

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元全国7位が全く走れなくなった症状

【はじめに】
 僕が高校3年生のインターハイ、僕は陸上の5000mで7位という成績を残しました。

 順風満帆に思えましたが、その時すでにある症状に悩まされていました。

『足が思う様に動かない』

 走ることも、歩くことさえも嫌になってしまった自分でしたが、体と向き合うことで前向きになれたことを書き留めておこうと思い、このブログを始めました。