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Vol.40 Happy New Year!

TOSHIKOSHI

バタバタと日本から英国に戻ってきました。
年明けすぐに論文試験の提出締め切りが迫っていることが大きな理由です。
もうひとつ、正月を海外で過ごす経験などあまりないと思いまして。
この機会に体験してみようという気持ちも強かったです。
新年を迎える時を一人で過ごすのは寂しいと思っていたら、
Winchester大学に留学している日本人学生からお誘いをいただきました。

海外で学ぶ

私以外に3人の学部学生が来ていました。
2人はWinchester大学の学部生。
もう一人は、アメリカの大学で学ぶ学生で、
休暇を利用してこちらに来ていました。
日本からの来ている学生と話すといつも思うのですが、
半年や1年の留学ではなく、
正規課程に入学する学生たちのモチベーションには驚きます。
やりたいことを明確にしている人、
何を学びたいか分からないけど荒波の中で成長したいと考えている人、
生の英語力を獲得したいと考えている人、
日本に戻る気はない人、
様々でとても興味深いです。

英語教育

カウントダウンをしながらまったりと話をしていました。
いろんな話をしましたが、
英語教育の話に共感。
英国に留学するくらいなので、
日本にいるときは英語力がかなり高いと言われてきた彼ら彼女たち。
しかし、初めの数か月は先生が何を言っているか分からなかったし、
クラスメイトとの会話にも全く入れなかったとのこと。
私も全く同感。
私は元々の英語レベルがとても低いからということもあるでしょうが、
どんな話題が話されているか、
それが、どんな方向性で話されているか、
これらは何とか理解できます。
しかし、ディスカッションになるとなかなか入るのが難しい。
学生たちが言っていましたが、
これは中学高校での英語教育が逆に弊害になっているとのこと。
日本語に訳して理解しようとしたり、
文法を考えたりする(関係代名詞、助詞…)ために、
言いたいことが言えなくなる。
一方で、ネイティブが使う英語は、
文法は崩れているし、
スピードが速いので全く異次元の言葉に聞こえてしまう。
よく言われることかと思いますが、
「英語を英語で理解する」
これができないと大学や企業などでの議論には参加できないのでは?
文法を否定するわけではありませんが、
このことが、日本人の英語嫌いを助長しているのなら、
何のための教育なのでしょうか。
そんなことを考えさせられました。

2023年

ということで、2023年がスタートしました。
私にとっての海外生活も1/3が過ぎました。
まずは、大学院の勉強をしっかりと。
同時に、いろんな活動も画策しているので、その充実を。
そして、日本を外から見るという目的を果たすために、
とにかく動いていきたいです。
今年もよろしくお願いします。

自分の息子と同世代ですが学友です。なんか不思議な感じ。

※メイン写真は、West Gate。中世から残るウィンチェスター中心部への入り口。新年明けてすぐの写真です。まち自体は静かですが、多くのカフェやバーは営業していて、多くの人が新年を祝っていました。

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