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VOL.86 バルト海横断。

Baltic Princess

今回の旅の楽しみの一つ、船。
フィンランド・トゥルクからスウェーデン・ストックホルムまで、
バルト海を横断するフェリーです。
この路線は、Viking LineTallink Siljaという2社が運航しています。
今回は後者の方に乗りました。
事前にチケットをネットで購入。
ダイナミックプライシングを採用しているので、
価格が変動します。
安い日だと€30位で売られていた日もありました。
これだと格安ですね。
夏休みシーズンということもあり、
今回は€75。
一番高い日は€150で出ていたので良い方。
夜20時過ぎにトゥルク港を出港、
朝6時にストックホルム港に着きます。

船は

国際便ということもあり、
大きい。
船室は10階建て。
1階から4階までが機械室や船員、車。
5階から9階が客室。
10階がオープンデッキとなっていました。
6階には、タックスフリーショップや食堂、カラオケクラブなど。
他にも、クラブやラウンジもありました。
お客さんも多かったですよ。
家族ずれ、高齢夫婦、中国人韓国人のツアー客、様々。
また、フィンランドの学生の間では、
このフェリーで一晩中飲んでストックホルムに行き、
そのまま寝て帰ってくるという「遊び」が流行っているそうです。
確かに、それらしき若者が結構いました。

フェリーターミナルから撮影
乗船時にはこちらの方がお出迎え。子どもたち大喜び

客室は

一番安い部屋を予約したので、
雑魚寝だろうなと思っていたら、
何と個室。
ベッドが1つとソファーベッドが1つ。
つまり、日によっては、€30で2人が乗れるということ。
これは結構お得ですね。
部屋にはテレビ、エアコン、トイレ、シャワーがついています。
ただ、私の部屋には窓がなかったので、
そこがちょっと残念でした。
また、北の海は荒れるという先入観がありましたが、
終始ほとんど揺れず。
夏ということもあるでしょうし、
この路線は小さな島々の間を抜けていく時間が長いので、
ずっと内海を航海していく感じなのでしょう。

一人には十分な広さ
10階建てなのでエレベータで移動。私は9回の部屋でした
これはばバー。お客さんでほぼ満席

景色は

島の間を抜けていく感じでした。
フィヨルドということもあるのか、
こんな大きな船がこんなに岸まで近くて大丈夫なのかと思いました。
なので、凪の中を大きな船がスーっと進んでいる。
そしてなんといっても夕日。
20時くらいから夕陽っぽくなってきますが、
23時で太陽が水平線の上に真っ赤な夕日となっていました。
いわゆる「夜」は3,4時間ということろでしょう。
そして、朝方。
スウェーデンに入ってくると、
丘に見える家の形やデザインがフィンランドと違う。
特に色。
黄色、オレンジ、薄緑などの壁が見えます。
朝6時10分、無事にストックホルム港に到着です。

出港して約1時間後。つまり21時半の様子
朝5時、ストックホルムはもうすぐ

次は、ストックホルムの街を歩いたレポートです。

※メイン写真は、23時のバルト海の夕日

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