念願のセリエA

今回の旅の主目的であるコレ。
この日程に合わせて休みをとり、旅程を決めました。
ローマとミラノで2試合の観戦です。
まずは、ASローマvs ACミラン。
ASローマは以前中田英寿選手がプレーし、
ACミランは本田圭佑選手がプレーしました。
日本でも人気のある2チームです。
このチケットは、強豪同士のビッグマッチということもあり、
ASローマのオフィシャルサイトでは購入できず、
「Football Tickets Net」という欧州サッカーチケットの代理店経由で購入しました。
今回で3回目の利用。
特に問題なくチケット買うことができています。
価格はプレミアリーグの半分程度。
ため息が出るような金額ではありません。

Stadio Olimpico di Roma

約7万人収容できる巨大スタジアム。
ローマを拠点とする、ASローマとラツィオというチームのホームです。
交通アクセスがあまり良くなく、
地下鉄B線の「Ottaviano」駅からバスを使うのが一般的。
また、最寄りのトラム駅から徒歩20分。
いずれにしても、輸送のキャパシティが小さく、
おまけにどちらも地上の道路を使うので、
思いっきり渋滞にはまります。
ちなみに、Ottavianoはバチカン市国への最寄り駅でもあります。
私はバチカンも見てみたかったので、
バスでスタジアムに入ることにしました。
試合開始2時間前にはスタジアム入りした方がいいと思い、
少し早めに行動したので、そこまでひどい渋滞ではなかったです。
20分ほどASローマサポーターで満員のバスに揺られてスタジアム到着です。

イタリア式？

試合開始1時間くらい前から席に座り、
スタジアムの様子を楽しんでいましたが、
一言でいうと「怖い」。
ヤジ。相手チームへのブーイングや罵倒でスタジアムが包まれる。
タバコ。一応吸ってはいけないことになっているようですが、多くの人が混雑する席で多くの人が吸っている。
座席。席に座らず前方の柵や階段に立って観戦する人多数。後ろの人が見えないなんてお構いなし。
煙幕。これはセリエAの風物詩かもしれませんが、火薬の臭いと煙が充満。
クレーム。審判のジャッジや相手チームのファールに対して不満を大声であらわにする。
英国のプレミアリーグとはまた別の欧州サッカーの雰囲気感じました。
一方で、地元チームを激励する応援歌を数万人が歌いながら応援する様子は圧巻。
地元愛が込めれられているように感じました。

試合は

ACミランが前半の早い時間にPKで1点、
後半早々に追加点を決めて有利な展開。
素人目にみても力の差を感じます。
試合開始が20:45分と遅く、
最後まで観戦していると渋滞に巻き込まれるのは見えていたので、
後半30分の時点でスタジアムをあとにしました。
私が大学生の時にイタリアでワールドカップが開催され、
西ドイツがアルゼンチンを下して優勝。
開催国イタリアも3位となりました。
その時からの欧州サッカーファンですが、
今回のセリエＡ観戦は、夢が一つ叶った瞬間でもありました。
もう1試合、チケットをとっているので、
存分に楽しみたいと思います。
試合は結局2-1でACミランの勝利。
首位を守ったゲームになりました。

※メイン写真は、スタジオ・オリンピコ