№6048:地域の信頼を勝ち取るための「お金と疲弊」
こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、本日第2金曜はFBL大学のオンランセミナーの配信日で「店舗の集客」という内容でした。
このテーマに際して、私は「2つの大きな反省」があります。
「反省」というより「配慮」と言った方がいいかもしれません。
1つは「投入金額」。
2つは「肉体的負担」です。
この2つは当事者にそれなりのストレスを与えます。
そんな配慮もあって、集客に関するアドバイスをする際に「できるだけお金をかけないで結果を出せないか」「できるだけ疲弊しない状態で結果を出せないか」と考えるようになったのです。
が、この配慮は正しくないことに気づきました。
お金をかけないで集客できるわけがありません。
肉体的疲弊なくして集客できるわけもありません。
もちろん、お金をかけるのが当然、疲弊して当然と言っているわけではありません。
「結果を出すために必要な行動である」という意味です。
もちろん、そうでないケースもありますが、それは単なるラッキーです。
ラッキーを基準にするわけにはいきません。
特に地域密着ビジネスにおいて私が参考にすべきと思っているのは「政治家のどぶ板選挙」です。
今でも地方都市では実施されているかもですが、一昔前までの選挙では候補者が有権者の家を一軒一軒周っていました。
それができなくても毎朝、駅で演説する。
選挙カーで地域を回る。
商店街にあいさつ回りをする。
で、有権者ひとりひとりと握手をする。
選挙期間中は毎日毎日、この繰り返しです。
選挙が終わる頃には疲労困憊でクタクタになっています。
私は以前、有名な美人アナウンサーと選挙演説後に握手をしたことがあるのですが、目の下にはクマがくっきり出ており、夢遊病者のように疲弊していました。
が、こうやって地域の人々の信用を勝ち取り、投票につなげていくわけです。
※当選後の仕事ぶりはいただけないが・・。
パソコンとにらめっこしていても投票にはつながりません。
新聞折込業者さんに宣伝を丸投げしても同様でしょう。
どれだけ「自費」と「身体」と「時間」を使うか。
投票とか入会という「信用獲得」はその先にあるのだと思います。
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