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№6063:プロジェクトでもっとも大切なのは「お互いの信用」

こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、「開業時集客系の話」が結構好評なので、引き続き関連したことを。

少し前に「連戦連勝への予感」というnoteを書きましたが、そこには泉川さんというプロジェクトリーダーと、山本さんというオーナーがいます。

このケースは泉川さんがアドバイスをする立場。

山本さんが経営する立場(決定する立場)です。

このプロジェクトが見事な立ち上がりを見せたことはこれまでも述べてきましたが、山本さんは「泉川さんの決定とおりにやっただけで、僕は何もしていません」というスタンスを崩しません。

それに対し、泉川さんが言ったことが見事に的を捉えていました。

「山本さんは広告宣伝費を投資するという決断をしたんだよ。これがもっとも大きなことなんだ」

まったくその通りだと思います。

本人は「何もしていない」と言っていますが、実は「お金を投じる」というプロジェクトの成否に対してもっとも大きな影響を及ぼすことを「決断している」のです。

ここで山本さんが「お金がないんです」「もっと安くできませんか」と決断を渋ったらどうなるでしょう。

泉川さんは(本プロジェクトにおける)経営者ではありませんから、その方向で考えることになるでしょう。

この段階でこのプロジェクトには暗雲が立ち込めます。

何故なら「お互いの信用」が崩れているからです。

逆に泉川さんがゴリ押したとしましょう。

で、仮に結果が出なかったとしましょう。

100%結果が出る方法などありませんから、こうなってもおかしくありません。

ここで山本さんの立場にある人(山本さんではない)が言うことは決まっています。

「あなたの言ったとおりにやったけど、結果が出なかったではないか」と言います。

ここでプロジェクトは完全崩壊します。

ここから何をやっても空回りをするだけになります。

その理由も「お互いの信用が崩れているから」です。

プロジェクトでもっとも大切なのは「お互いの信用」です。

「お互いの信用」があれば、仮に結果が出なくても「これが現段階における最大成果である」と捉えることができます。

「言ったとおりにやったのに・・」と責任を擦り付けているのとは大違いです。

もちろん「お互いの信用が大事だから信用してください」とお願いするものではありません。

信用に値する人格があるか。

信用に値する能力があるか。

信用に値する実績があるか。

これらが「イエス!」であれば、そのプロジェクトはやる前から成功が確定されていると思います。

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