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#オールガイナーレ Round14(FC東京U-23戦)

ダイジェストが早くも来たので早速。

スタメンをだいぶいじったようでして。

GK:井上亮(前節は市川)
DF:上松・井上黎・石井(前節は池ヶ谷・井上黎・大屋)
MF:魚里・可児・星野・大屋・福村(前節は上松・可児・三沢・福村・魚里)
FW:三沢・フェルナンジーニョ(前節は林・フェルナンジーニョ)

この構成にどういう意図があったのかは不明なのですが、先ずはうまくいけば良いのかな、と。ただ、もちろんそれだけではダメなのも確かで、どうして苦しい状況を打開したいのか、という。

とりあえず、フェルナンジーニョのシュートシーンが最初に出てきますが、そこに持ち込むまでの福村のクロスが面白いのでは。
続いて、可児のシュートがポストを叩くシーン。これも抑制の効いた魚里のパスから出ていて、なかなか楽しいのですが、これらはいずれもゴールを割れず。

そうこうするうちに、大屋→星野に渡り、星野の浮かせたボールをFC東京の背番号から判断するに恐らく内田に当たって浮いたボールをフェルナンジーニョがトラップしてからズドンと振り抜いてのシュートが決まって先制点と相成りました。
この人は本当に御年38歳なんでしょうか。にわかには信じがたいものを感じます。
とは言え、このゴールからも何となく見て取れるんですが、選手個々は見ての通りの実力者揃いなのですが、これらを活かす何かを見てみたいような気もします。

さて、この得点も奏功して前半は1-0で折り返すのですが、後半にいきなり思わぬエアポケットが待ち構えていました。
ペナルティエリア内でボールを受けて強引に突破を図ろうとする久保征一郎からボールを受けた原大智が鳥取の井上黎生人と絡んで倒れてしまうのですが、これがペナルティキックに相当するファウルを取られてしまいます。まあ、誰がどう見ても「Jリーグジャッジリプレイ」でどうこう言われるような反則でなさそうなことは明らかみたいですね。
ペナルティキックとなっては井上亮太云々というより、蹴る方の原が主導権を持っちゃう話だと思うので、これはもう仕方がないでしょう。ほぼ真ん中に決められて同点に追いつかれます。繰り返しますがこれは仕方がない。

ただ、次のは果たしてどうだったのか。内田がフワッとクロスを入れてくるのですが、これがゴール前に飛び出してきた久保征一郎にドンピシャで合ってしまいます。FC東京の久保は建英だけじゃないぞ、と言わんばかりなのはさておき、この得点を許してしまったのは少し気になるところ。
元々久保のパスから始まっていて、内田は易々とボールを運んでしまうわけです。これを例えばスムーズにやらせない手立てはなかったのかなあ、とも考えたくなるのですが、なかなか簡単にはいかないですよね。

ともあれ、この失点によりFC東京U-23が勝ち越してしまいます。これを打開するため、鳥取はメンバーを何人か変えてきます。星野を林に、大屋をヴィートルガブリエルに、石井をアドリエルに、それぞれ時間をおきつつ交代させました。

そして、この交代で爆発したのが林誠道でした。彼は時によってFW起用されることもあるのですが、本来はMF登録の選手。
さて、終盤の87分、まず最初の爆発がやってきます。魚里のクロスからフェルなジーニョがヘッドで折り返したものを林が身体ごと預けるようなヘッドで相手ゴールに押し込みました。

これ、魚里がクロス上げる前にその魚里に三沢がパス出してるんですが、このパスを出せたことが大きかったのかな、と。林のあれは説明できません。気持ち云々は何とも言い難いけれど、ゴールを獲る準備があってのゴールであったことは否定しがたいようです。
ただ、これだけでは同点に過ぎないのですが、その4分後、追加時間に大仕事をやってのけます。

アドリエル→フェルナンジーニョから左サイドに流してクロス。これはゴールにならないのですが、福村が受けてチャンス継続。その福村のクロスに待ち構えていたのはまたしても林だったのです。

あれ、あそこにしかスイートスポットがないとでも言わんばかりのヘディングシュートでしたものね。これはもうFC東京U-23もどうしようもないでしょう。

結果、この特典がものを言って逆転勝利、となりました。自分としては、15年前のSC鳥取時代に同じバードスタジアムで見たHonda FC戦みたいだなって思いました。
あの時もお客さん少なくて、自分はそのうちの1人だったので、よく覚えています。
この試合もそれに匹敵するんじゃないですかね。経過や勝ち方は些か違いますが、劇的だったことに変わりはないのですから、この試合を見られた(特にライヴで)人は大いに自慢して良いのかも。単純にそう思えるような試合だったと思いました。

ただ、雨天の影響もあるとは言え、4桁割っちゃう動員(946名)っていうのは、ちょっと寂しいような。ま、その動員に貢献もできない自分に言う資格はないとは思うのですが・・・。この際、どんな小さなことでも構わないので、何か策を考えてみても良いのかもしれないですね。

基本的に他人様にどうこう、と偉そうに提示するような文章ではなく、「こいつ、馬鹿でぇ」と軽くお読みいただけるような文章を書き発表することを目指しております。それでもよろしければお願い致します。