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#オールガイナーレ Round10(カマタマーレ讃岐戦)

例によってDAZN謹製ダイジェスト。

5年半前とは両者ともメンツが違うので(ガイナーレ鳥取で言えば井上亮太しかいなかった)少なくともガイナーレ鳥取に関して言えば、ほぼ全員、当時のことを知りません。

なので、変に意識するでもなくやっていましたね。最初のうちは讃岐側にも圧力はあったと思いますが、しかし、時間の経過と共に鳥取側が逆に圧力を強めていくわけです。
見ててなかなか楽しかったですよ。特に三沢が復帰してきて、彼が自由にできるとこれが面白い。やはり欠かすことのできないピースだったんですね。

ただ、鳥取の攻めは縦横無尽という感じではないにしろ分厚さを感じるものでしたが、これを食い止めていたのが清水健太という男。自分はモンテディオ山形時代から好きなGKでしたが、その彼が讃岐でやってるというのは面白いなあ、と。でも、さすが。清水健太の名前は伊達じゃないです。魚里、フェルナンジーニョ、西山らが浴びせるシュートを悉く防いでみせるのですから、恐れ入りました。このままスコアレスにでも終わったら、彼がMOMでも文句は言えないな、と思いたくなるほど。

しかし、そこは鳥取。セットプレーで興味深い変化をつけてくるのです。まず最初にフェルナンジーニョがゴール方向に強く蹴らず、福村に渡します。福村は小林に当てて、小林が何気なく跳ね返した先にアドリエルがいて、これがシュートを放ちます。

これはさすがの清水ですら対応しきれません。この一連の流れが見事すぎました。この鮮やかな先制弾で、鳥取が完全に主導権を取ります。

そして試合の終盤になる頃に「おい、鳥取ってメンバー変えてないな!」って気がつくわけです。
ただ、その後、フェルナンジーニョが林に、小林が星野に交代はしますが。いや、なかなか面白い試合でしたよ。鳥取、こんなにエキサイティングな試合ができるんじゃないですか。5年半ぶりの歓喜もさることながら、この試合の興奮度合は今年初めてのものでした。今後も出せると面白いですね。

基本的に他人様にどうこう、と偉そうに提示するような文章ではなく、「こいつ、馬鹿でぇ」と軽くお読みいただけるような文章を書き発表することを目指しております。それでもよろしければお願い致します。