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ススキとセイタカアワダチソウ

小春日和と言ってもいい陽気。
ススキが風に戦ぐ土手の道。

なぜかそばには決まって
セイタカアワダチソウ。

今まで意識しなかったけれど、
ススキと仲良しなのかな。

人の背丈を越すほどに成長する。
空き地を埋め尽くすほどに繁茂する。
いかにも外来種らしい生命力。

黄色い花も可愛くない(ゴメン)
花粉が飛んできたら喉に来そう。
迷惑な雑草というイメージしかありません。

子どもの頃から
ちょっと苦手な植物です。

ところがそんなセイタカアワダチソウ
の歌を
女優の十朱幸代さんが突然
歌い出したときには驚きました。
(タイトルは『セイタカアワダチ草』1977年)

大河ドラマ『黄金の日日』などにも
出演され、さまざまなドラマで活躍された女優さん。
(西城秀樹と噂になったこともありました)

明るく気さくで上品で。
華やかな人でした。

〽️誰かとどこかへ折り合いつけて 
 ポップ・コーンみたいにはじけたか
 それとも生活に 見切りをつけて
 帰っていったか 故郷へ
 それはないじゃない
 ハハッハ ハハ ハ ハーン
 あいつに惚れて あずけた夢を
 わかってくれとは あぁ言わないが
 あたしにゃ沖縄 遠すぎる
 あたしにゃ沖縄 遠すぎる

薔薇でもなく百合でもなく
よりにもよってセイタカアワダチソウ。
イメージと違う蓮っ葉な歌詞。
突然沖縄が出てくる展開にもびっくり。

十朱さんの曲はこれ一曲きりで他に
知らないけれど、
当時は歌番組にも出られていたような。。。
歌唱力より女優さんらしい表現力で
聞かせる歌でした。


秋の散歩で忘れていた記憶が
甦りました。