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母親目線

時々、お茶やランチなどしながら、気軽におしゃべりする同世代の友人がいます。

一人は息子の野球部の母親仲間でPTA役員も一緒にやったエレガントなAさん(通称マダム)。

もう一人は、娘の中高が一緒で、やはりPTA活動で知り合った長身でオシャレなBさん。

Aさんが福岡出身で、Bさんが北海道出身。

AさんもBさんも、もう20年の付き合いなので、いいことも悪いこともつつみ隠さず語り合える仲です。

3人の共通点といえば、息子が1人いること。
息子たちも、36〜37、アラフォーのオジサンになりつつあります。

Aさんの息子さんは先月結婚されたばかり。
Bさんのほうは、一歳のお子さんがいます。

息子のことを語るとき、必ず出る言葉は自分たちの常識が一切通用しなくなったわね、ということ。

マダム曰く
受難の時代よね〜。

どういうことかと申しますと、

私たちの時代は夫に機嫌よく働いてもらうために、最大限のサポートをしていたと思うのです。
内助の功ですね。

夫は外で働いて稼いでくる人。
妻は家事全般を引き受け、子育ても担う。ワンオペ当たり前。

食べて寝る以外はほぼ家を空けている夫に、ハナから頼る気などなく、

それが夫婦の役割分担で、家庭という車の両輪だと信じていた。

専業主婦と共働きの主婦とは違うし、時代も違う。
一概に比べられないことは承知しているけれど。


わたしは現在、市の子育てサポートに登録しているので、1時間、2時間、お母さんのサポートに入ることがあります。

夫がいない日に、子ども(1歳児)の入浴を手伝ってほしいという依頼が来たときには正直驚きました。
驚いていたら、同時期に同様の依頼が。

これって珍しいことではないの?

どうやら、お子さんを受け取ってパジャマを着せたりする役目らしい。
そして、お母さんがゆっくり入浴できるよう、その間面倒を見る仕事。

わたしは2つ違いの子どもたちをひとりでお風呂に入れていました。
当たり前すぎて、自慢にもならない。

寧ろ夫に手伝ってもらった記憶はないです。

AさんBさんにサポートのことをチラッと話したら、2人とも驚愕して、今度詳しく教えて、といわれました。

一応守秘義務があるし…と答えましたが、個人情報じゃなければ話してしまうでしょう。

もう数年前のこと。
テレビで、美しい若奥様が、料理は一切作りません、と悪びれることなくいっていた。
ダンナさんが週末に大量に料理を作り冷凍しておく。


まだ子どもが幼いので、奥さんは専業主婦だった。

なぜ?と思ったが、そうしなければ円満な家庭生活が維持できないようだった。

それを見たとき、まず頭に浮かんだのは、このダンナさんのお母さんが番組を観ていたらどう思うだろうかということ。

完全に息子の母親目線である。

また、別の番組では、
家に帰りたくない会社員が路上に週一回集まって互いにラップを披露するというのを紹介していた。

何を隠そう、我が息子もラップ大好きで、仕事中もリリックを考えているという。

そして実際、過去にラップの大会にも出たことがあるのだという。(すべて伝聞)

そんなわたしが、母親目線でエールを送りたい人がいます。

道化師のジョニーさん!



親子でトンカツ!↓



朝のルーティン
お弁当紹介。↓



最後にジョニーさんへの伝言。

パパ、今日も頑張ってね!


マダム、決して受難の時代ではありませんよ。
パパも子育てを楽しんでいい時代。

我々母親も考えを改めなければ。


子育て中のパパさんママさんを
心より応援しています。

     by老婆の日常茶飯事