売れない調香師が帝王と呼ばれた理由が俺だった件。 2 ぱすたサンの小部屋 2023年11月18日 08:29 木枯らしに銀杏いちょうの葉が舞う。カラカラ、カサカサと乾いた音を立てて風に運ばれ、歩道の隅に見事な黄色の絨毯を敷き詰めている。もう、こんなにも秋は深まり冬の気配がしていたのか。昨日まではそんな事、見向きもしなかった事だ。あたりの景色を、風を感じるのが癖になっている。それ以外は、今は夢の中に居るで、何も考えられない。けれど来なければならないと思った。お前に会うために。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 歴史小説が好き 1,156件 #小説 #オリジナル小説 #BL #香水 #香り #歴史小説 #タイムスリップ #歴史小説が好き #調香師 #中世ヨーロッパ #南フランス 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート