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センスは後追いでいい

最近ネットフリックスでハマっているドラマ、「クィアアイ」。
5人のゲイ男性が、ダサい男性を改造し、魅力的にするという番組。


私はこの番組から、
「その人の人生にスポットを当てるのって、実は簡単」ということを学んだ。

着ている洋服を見直し、髪型やひげを変え、料理をし、インテリアを変え、暗いマインドと向き合う。
外見を変えれば、自然と心が動き出す。

私も去年、すごく大きな壁にぶつかった。
おそらく人生の中で何回か経験すべき壁なんだけど、乗り越え方が分からなくて真正面からどーんと来て。
舞台で言うと、いきなり緞帳が降りた感覚で、心は真っ暗な中、周りを見れば比較してしまうことばかり。
本当に自分が嫌になった。

でも、クィアアイを見ていたらワクワクな気持ちが沸き上がり、久しぶりに美容院で髪を染めてみたり、インテリアや洋服、メイクを一新したら自然と外に出たり人に会うことが楽しくなってきた。

人生の第二章が始まったような、そんな不思議な感覚。

センスって生まれながらに染みついているものかと思っていたけどそうじゃないんだ。後追いでいいから、気づいて、意識してやればいい。
好きな芸能人のマネをしてみるだっていい。
失敗したっていい、自分のことだから。
そしたら、経験値が高まって自然と自信がついてくる。

さて、変われるかな、新しい自分に。

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