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世界はすべて「洗脳」で出来ている

いきなり大げさなタイトルですが、事実として書いていきます。

国家、企業、学校、親、新聞、ニュースなど、

すべてが「洗脳すること」で利益を得たり、物事を思うように進めようとするのです。

『国家の洗脳:日本と中国と米国』

最近、対米中の貿易摩擦や、利権争いが地政学リスクとして非常に不安定になってきています。

まず国家背景ですが、米国と日本はかなり密接な関係にあります。

米国の経済活動が破綻すれば、日本も共倒れというレベルで深い関係があります。

そのため、日本は外交でも米国と同じ立場を取らざるを得ません。

先日、Twitterでのつぶやきに対して、中国の方と思われるアカウントから返信がありました。

その内容自体は一切誹謗中傷的なものではありませんでしたが、Twitter社からは攻撃的な内容としてすぐに閲覧不可能となってしまいました。

おそらく中国系のアカウントからの内容を一律に削除するように設定されているのでしょう。

日本と米国では、中国共産党の独裁政権の話しか報道されません。

その反対に、中国の国民は自分の国がなぜそんなにも批判されているのか、理解できない人も多くいます。

現に、中国の方と話すと、自分の国を批判する人間はとても少ないです。

この双方の見解が違う理由としては、

日本・米国は「中国の独裁政権が脅威」と国民を洗脳したい。

中国は「共産党こそが国を作った正義」と国民を洗脳したい。

この2つが洗脳を国家的に行っている証拠でしょう。

これは、韓国、北朝鮮でも一緒です。

国家は国家が洗脳したいように、国民は洗脳を洗脳しようとします。

『企業や会社における洗脳』

また、洗脳とは国家だけではなく、もっと身近なところにもたくさん存在しています。

例えば、企業体質と呼ばれるものも一種の洗脳です。社則の読み上げ、年功序列、体育会系のノリ、すべてです。

企業にとって必要なのは、「従順な労働者」です。

半沢直樹のような火種は必要ありません。

企業のために、文句も言わずにちゃんと働く労働者が必須なのです。

だから会社にも社則があり、暗黙のルールがあるのです。

某有名複合施設の現場では、「お客様のため」という社訓のようなものを復唱します。これも一種の洗脳です。

企業は客が利益の源泉になっている以上、顧客第一に考えなければならず、このような社訓を立てなければいけなくなっています。

そこでこの体制に逆ギレする社員はいりません。逆ギレする社員を出さないためにも、毎日社訓を復唱させ、脳に刷り込んでいくのです。

勉強の暗記や記憶に残りやすいCMと同じです。

繰り返すことが、洗脳の第一歩となります。

『学校における洗脳』

元教員として書きますが、今多くの学校でなされているのは教育ではありません。

今の日本の学校は、学問を教えながら、従順な労働者を育てるための機関です。

学問を教えることと、校則を守らせることが教員の仕事です。

もし教育が学問を教えることだけならば、教員をやめて正解だったと思います。僕の理想ではなかったので。

『日本の洗脳の一長一短』

日本の教育にまで「洗脳」が及んでいると書きましたが、もちろんその効用は一長一短で、メリットデメリットがあります。

メリットは今回のコロナでもご存じのとおりだと思いますが、基本的に多くの日本人はまじめです。

洗脳による集団教育によって、「集団力学・集団的雰囲気」が非常に今回の自粛でも功を奏したのではないでしょうか。

集団的雰囲気とは、集団心理学に関するもので、ここでは日本と日本人が持つ社会全体の雰囲気のことを指します。

この日本人の集団的雰囲気が、チップなしでのサービス業を可能にしたり、インバウンド需要への「おもてなし」が素晴らしい理由でもあります。

『洗脳するためのメディア』

まず、情報とは何でしょう。

我々は、新聞、テレビニュース、ネット記事、あらゆるものからの情報を元に、様々なことを考え、決断する材料としています。

コロナが危険といえば、自粛しない人間を叩くのもメディアです。

それに同調した「まじめな自粛組」もその意見に同調します。

しかしその反対に、自粛するなというメディアはなかなかありません。

自粛せずに経済を回さなければいけない!ということを強く考えるのであれば、自粛せずに働けというメディアがあってもおかしくはありませんが、日本では存在しませんでした。

長くなりますので、洗脳とは少し違いますが他の記事に「情報に関すること」をまとめました。

『洗脳はこれからも続く』

まとめに入ります。

繰り返しますが、この世のすべては洗脳で出来ています。

それと同時に、

洗脳がないと今の世界は成り立っていません。

過去現在未来と、一部の人間がより多くの人間を支配しなければ、

今回のコロナのように人類が一丸となって立ち向かわなければいけない局面に立ち向かっていけないからです。

少し話はそれますが、現在ロシアの北極圏にある永久凍土が溶け出しているそうです。

原因は地球温暖化ですが、その溶け出した永久凍土の中から、未知なる細菌やウイルスがまた新たに出現しだす可能性があると危惧されています。

今回のコロナで人間の自粛の我慢は2か月前後が限界と分かりました。

いくらニュースで毎日報道していても、コロナ疲れが何だと言って、経済のためにも徐々に元の生活に戻りだしています。

もし、永久凍土から発生した未知なるウイルスの致死率が80%だったら?

2ヶ月しか自粛できない人類は生き残れますか?

そのためにも、多くの人間を支配し、洗脳すべきものが必要なのです。

中国の反共産党派は一瞬で弾圧されるために共産党を批判していないのかもしれませんが、独裁の手腕は一部見習うべきところもあります。

とくにアメリカなどではステイホームなどお構いなしでデモなどが繰り返されています。

多くの人類を生存させるための洗脳が必要なく、選ばれた人間しか生きられない世界でもない限り、我々は洗脳の下で生き続けなければなりません。


知らない方が幸せなことでもあるかもしれませんね。

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