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今年もロイヤルランブルが終わりレッスルマニアへと続く

WWE1月の伝統芸能ロイヤルランブル

 アメリカンプロレスのWWEが4月に行うプロレスの祭典「レッスルマニア」へのストーリーが動き始める「ロイヤルランブル」がおこなわれました。

 いいねぇ、ネタバレを気にしなくていい時代になったんだ(満面の笑み)。
 昔はタイムラグがあったので、結果知っててもTwitterで呟いたりしたら大変だったんですよ…。僕はネタバレあんまり気にしないんで余計にです笑
 この、ロイヤルランブル戦は勝てば祭典のレッスルマニアでの王座挑戦権が得られるとあって、毎年目が離せないイベントなんです。ここを誰が勝つかでその後の展開が大きく異なります、勝ち抜けばセンターが得られるアイドルの戦いと似たようなものでしょうか

 今年は特に色々な方面で予想が立たない出来事が多くなりました、

  1. 放映権がNetflixに移ることが発表
    今は、アメリカのケーブルテレビであるUSAネットワークが主な放送元でしたが、来年からはNetflixに巨額で移行すること。
    筆者はNetflixではなく藤田晋社長に足を向けては眠れないABEMA
    TVユーザーなのでちょっとドキドキして
    たりする。

  2. 年始にロックが登場したこと
    ワイルド・スピードやジュマンジなどでお馴染みのドウェイン・ジョンソンがロッキー・マイビアという何にも面白くないキャラクターでWWEにデビューしたのが1996年11月。僕が見始めた頃にはザ・ロックになりたてのヒール(悪役)でしたが、数年で押しも押されぬ超トップスターになりました。マジで25年前の悪役ロックのマイクパフォーマンスを令和6年に復活させてほしい放送できないから⇦
    僕にとっては映画に出てるロックよりも相手をこき下ろすロックがずっと頭にいます。モアナ見てたら頭の中でロックが話し始めてもうダメだったもん
    そのロックが現在WWE最強王者のローマン・レインズに喧嘩を打ったストーリーが正式に始まったのです。当然映画があるからたまにしか出てこれないのにいきなりこのストーリーが動き始めたからびっくり、噂は本当だったのかも!

  3. そのロックがWWEの取締役に
    正確にはWWEと総合格闘技UFCと合併してできた新企業TKOの取締役になったということなんですけど、これにより、ロック自体がお偉方としても登場人物としてもストーリーラインに出て来ておかしくなくなったわけです。
    あんなに口のうまい上司がいたらもう泣き寝入りしかありません

 ざっくり書くだけでもこれだけあるのに、前会長の性スキャンダルとかね、色々あってもう書ききれません。

ストーリーがある

 よくね、格闘技の中でプロレスは八百長だとかフェイクだっていう人がいらっしゃいます。
 うむ、確かに純粋たる格闘技としては八百長と呼べる部分があるでしょう。だって、ストーリーの台本は準備されてるから。WWEは株式上場の時に公言してるので僕がこれを言っても大丈夫です⇦。
 でも、戦ってるレスラーは本気ですよ、勝敗は決まっていても試合をどのように見せるか、観客を虜にできるかの部分は選手自身の見せ場ですからね、興行なので試合時間は何分でと言われる中で試合を構築するんです。どちらかというと台本が決まってる中で俳優がどのように演技するかは任されているドラマや映画の方が近いかもしれませんね。
 日本語ではスポーツエンターテイメントと表現され、英語ではthis Businessと表現される独特の世界ですが、演出やストーリーが決まってる上で選手がどう表現してくるのか、予想できないストーリーが準備されているのか。純然たる格闘技としては物足りない人もいるのでしょうがそういうものも全部込み込みで見ると最高に面白いジャンルだと僕は思います。
子どもの頃に見てた試合の入場とか見たらオレ普通に泣くからね


 ビンス、本当にやったらあかんねん、kiss my ass clubは・・・英語わからなくても笑えるからぜひ見てください、若い頃のドウェインにも会えるよ?笑

8万人熱狂のレッスルマニアみんな見ようぜ

 信じられないかもしれないけど、アメリカのプロレスは大きなイベントだと8万人が集まります、ざっくり東京ドーム2個分!東京ドーム何個分とか言われてもピンと来ないのはオレだけでしょうか
 それだけの多くの人が熱中できるスポーツイベントは日本ではなかなかありません、しかもアメリカは消防法が緩いので演出がド派手!

近代の花火(パイロと言います)ド派手なこと。僕が初めてしっかりとレッスルマニアを見たのは今から23年前、レッスルマニア17でした。
 テキサスはヒューストンのアストロドームでした。世界王者ロックに地元の英雄ストーンコールド・スティーブ・オースチンがロイヤルランブル優勝して世界王座に挑むという試合がメインイベントです。
 ストーンコールドは既に世界王座にも君臨した大スターのベビーフェイス(善玉)で、首の手術から復帰して最大の大一番に地元で挑む、ロックは直前の大きな大会で世界王座を奪取しストーンコールドを迎え撃つ。アメリカでは大きなイベントでは絶対にベビーフェイス(善玉)とヒール(悪役)の対抗軸を作るのですが、この時は善玉同士の世紀の一戦でした。

この試合は歴史的衝撃のバッドエンドになるのですが、絶対的ベビーフェイスのオースチンが宿敵だったビンス・マクマホンと組んで衝撃的ヒールターン(悪玉に寝返る)を果たしてロックを破り、地元での世界王座奪還を成し遂げるわけです。
 自分は衝撃を受けます、悟空がフリーザを倒し、アンパンマンがバイキンマンを倒す勧善懲悪こそがストーリーと思っていた小学生の自分が歴史的衝撃のバッドエンドを見て、それでも観客は湧くわけです、信じられないと呆然とする人、目を覆う人、喜ぶ人、言葉を失う人、さまざまな人間が観客席にいました。

 まさにアンチフェアリーテイルエンディングです、それを祭典でやる凄さ、僕はこうして25年アメリカンプロレスのファンをやり続けているわけです。

単純にこれをみんなに見て欲しい

 その気持ちだけでこの記事書いています。特にこの今の息苦しい日本やsnsの世界から外を見られるものを探しておくのは記事を書く上でも大事なことになると個人的には思っています。
 だからさ、今年の4月、みんなでレッスルマニア見ようぜ!

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