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二拠点居住にかかるお金は?【住居と暮らしのお金編】11年目の二拠点生活~働くところ住むところ~

移住、半移住、二拠点、多拠点生活を始めようかと検討している人から尋ねられることの一つが「費用」。
つまりリアルなお金の話だ。

当然ながら、拠点が増えると費用も増える。
我が家の場合だと、主に加算されるのは、移動費、家賃、二拠点それぞれの生活環境を整える費用、私が一人暮らしの時にかかる外食費だ。

今回は【住居と暮らしのお金】編。

二拠点居住 一番かかるお金は「移動費」

一番コストがかかるのは・・・ズバリ!移動費!!!

■東京⇔大阪…片道15,000円、往復30,000円
(品川~柏原市)

■大阪⇔七尾…片道9,000円、往復18,000円
(柏原市~七尾)

私は基本的に週1回、拠点から拠点に移動するため、
単純に計算しても、1ヶ月4往復の移動になる。

東京⇔大阪だと120,000円/月、大阪⇔七尾だと72,000円/月。

年単位にすると結構な額になる。
この金額を必要経費と考えるか、無駄金だと思うか。
私は会社の経費にできるので、基本的に費用で落としているが。

二拠点居住 みんなどうしてる?「住居費」

次にかかるのは住居費。

大阪の住まいは持ち家で、支払いはゼロ。
東京の時は社宅(SOHO物件で会社に住んでた)ので、持ち出しゼロ。

七尾では、最初は賃貸マンションに住んでおり、45,000円の家賃。
「それを支払い続けるものもったいないなー」と思っていたところ、知人から「古民家を買わないか!?」と打診があり、物件もよかったので、600万円で購入することに。

単に購入するだけだと割高なので、滞在していないときは民泊で宿泊施設として貸出することに。
宿泊売上が、2名1泊14,000円。3泊4日の滞在で72,000円。

会社持ちなのは、賃貸マンションも古民家も同じだが、売上が少しは収益になる。
長期目線では、プラスになるので、購入を決意。
現在は、コロナの影響で、トホホ…な状況だけど。。。

▼百年町家『佐野邸』
古民家の宣伝(笑)
ぜひ七尾へお越しの際はご利用下さい!

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二拠点居住、生活費はどのくらいかかる?

次に生活費。
単純に2倍ではなく、だいたい1.5倍くらいだろうか。
私が単身拠点地で過ごす分には、月額で食費(数万円)と光熱費+通信費(2~3万円)が最低限必要。

七尾は北陸で、それほど雪は降らないが、さすがに寒い地域なので、冬場は特に灯油代が高くなる。
特に私の家の場合は古民家なので、すべての部屋を暖めるとなるとちょっと大変です…。

二拠点居住、車は使う?使わない?

車は、田舎では必要不可欠なもの。
色々と検討した結果、現地で、中古で軽自動車を購入。

シェアカー・レンタカーは、金沢などの地方の中心都市なら沢山拠点があるが、田舎となると中々難しい。
あと金額も週に一度ならシェアカー・レンタカーの方が安いが、それ以上になると保有する方がコストが安い。

リースも検討したが、購入する方がトータルコストは安いので、中古で購入。

軽自動車の中古車の維持費は、月額で駐車場が4,000円、保険料が7,000円+ガソリン代。

ガソリン代は都市部よりも移動距離が多いので、普段よりも必要だと思う。寒冷地では冬場のスノータイヤは必須なので、その費用もプラスになる。

軽自動車(水色)

二拠点居住 マンスリーから古民家で民泊業

上記のお金の面もふまえて、七尾では2年目から古民家を購入し、設備を整えて、少しでもお金をプラスにするために、民泊を始めた。

私の場合は、古民家を会社で購入して、会社の事業(経費)となるため、私個人の出費は食費のみの負担となり、家賃・光熱費等は会社の経費に。

コロナがあり、現在は残念ながら収益はマイナスだが、費用を会社の経費にできることは経営上のメリットが大きい。

二拠点居住 お金は自分で生み出す

二拠点居住をすると当然ながら、費用が増える。
投資・必要経費と見るか、もったいないと感じるか!?

二拠点生活をするならば、当初その費用をフォローするだけの収入が必要になる。
私の場合は、そもそも二拠点生活をする一番の理由が「仕事」で、必要性があるため二拠点生活をしている。
その方が収入も増えるため、費用がかかっても「その分仕事を頑張ろう」と前向きに捉えることができている。

一方で私も家族も、二拠点生活には、お金には代えられない豊かな価値を感じている。
異なる文化や環境で生活することで、自然と考え方の違いなどがわかるようになり、感性や頭の柔軟性が上がる。
これは七尾×大阪での2拠点生活で実感していることだ。

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もし費用で躊躇している人がいたとしても、その分の収入を得る作戦を練って、乗り越えてでも得られるものは大きいはずだ。

複業(副業)の時代となり、サラリーマンでも色々とできやすくなってきたと思う。
個人事業主として、青色申告すれば、多少の売上も見込めるとともに節税にもつながる。

是非、新しいことを始めたい方にオススメしたい!


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