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【詩】サカナ

部屋のじゅうたんの上に
鱗が落ちて光っていた
あの頃の思い込みが
目から剥がれて
反転して
光る鱗になったのだろう

そんな鱗を集めて
身にまとって
サカナになって
今を 泳ぎたいものだ

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眠れない夜に

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