あの調教師やオリンピック選手も卒部生!節目開催の「京都産業大学馬術大会」を調査
こんにちは!
研究ニュースの森田美菜です😊
皆さんは馬術大会というとどんなイメージがありますか?
以前記事にした全日本学生馬術大会やテレビで放送されるオリンピックなどの様子を見ると、大会場で行われるものが多いですよね。
大きな障害を飛べないと試合に参加できないと思われる方もいるかもしれません。
実は、周辺地域やつながりのある馬術チームが集まって開催される大会もあるのです。
今回は馬術をもっと身近に感じてもらうべく、私の母校が主催している京都産業大学馬術大会の取材に行ってきました!
🐴 京都産業大学馬術部とは
京産大馬術部の厩舎があるのは京都市北区上賀茂。
京都市内ではありますが、周りは自然に溢れていて、馬にとってとても過ごしやすい場所ですね。
馬術部は1965年の大学開学と同時に体育会第一号として始まりました。
京産大馬術大会は1969年から大学の馬場で開催されるようになり、2023年は40回目の開催でした。
京産大馬術部を卒部して競馬業界に進んだ方は多く、JRA調教師の宮本博師、大久保龍志師、鈴木孝志師、高柳大輔師を輩出した部でもあります。
また、東京2020オリンピックで馬場馬術競技に出場された佐渡一毅さんも卒部生です。
素晴らしい方々の後輩であることを嬉しく思います😢
馬術部ではホースセラピーや地域の生涯学習での乗馬体験も行っており、様々な社会活動に携わっています。
🏆 京産大大会恒例の部班競技
今大会は馬場、障害など10個の競技が実施されました。
他の競技会ではあまり聞きなれない部班も毎回実施されています。
部班は数頭の馬が列になり号令者の指示に従って運動を行うもので、馬場馬術の一種です。
競技では号令があらかじめ決められているので、他馬との動きを合わせて一糸乱れぬ演技ができるよう、何度も練習をします。
オリンピックなどで実施されている、障害、馬場、総合馬術競技は1頭で参加しますが、部班は他馬とともに運動を行うため、チームとしての団結力も試されるのです。
馬の大きさや品種が違うため歩幅にも違いが出ますが、競技中は馬と馬との間を一定に保たなくてはいけません。他馬のことを気にして暴れてしまう馬、前に行きたがる馬、逆にズブくて進まない馬もいるため、コントロールして乗りこなす技術が求められます。
まるで「馬の団体行動」。
ここで身につけた技術は、後に障害、馬場、総合馬術競技でも生かせるものになるのです。
📰 待ってました!ケイバブック杯
大会はアットホームで、競技参加者、運営スタッフともに、とても楽しそうな雰囲気。協力して障害の組み換えや進行を行っていました。
取材中もスタッフや観客の方にたくさんお声掛けいただき、カメラマンと私も参加者になったような気分で過ごしていました😊
午後からは、株式会社ケイバブックが競技スポンサーをさせていただいた『LA障害飛越競技』がスタート。
この競技は、競技場に高さ最大100㎝の障害が設置され、落とさず反抗されず速くゴールできた人馬が上位になります。
京産大馬術部のほかに、他大学の馬術部や企業の乗馬愛好部の方々が参加されていました。
3位までに入賞された方には、弊社からオリジナルクオカードやカレンダーなどの賞品をお送りしました🥳
1位 川田 愛奈選手&カリーナ(京都産業大学)
2位 麻植 将暉選手&カロン(京都産業大学)
3位 池谷 ことり選手&カロン(京都産業大学)
競馬業界で働かれている京産大馬術部出身の方々も過去に経験したかもしれない京産大大会。先輩方から受け継いだ伝統がこれからも楽しく続いていくことを願っています!
楽しい時間をありがとうございました😊
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(文・森田美菜 競技写真・青木慶子)
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