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40代は色眼鏡を解いていく時期なのか

今回は自戒の話。


着想は、鈴木大介さんの「ネット右翼になった父」から。


ちょっとネタバレも含むなので、読みたくない方は飛ばしてください。


タイトルからは、一般的で普通であったあろう父がネット右翼になっていく様を分析・ルポした、というストーリーを想像していた。ネット右翼の解像度は正直高くない。だから、なんとなくyahooニュースにコメントするのは実は中年が多いという話を、自分の中のネトウヨ男性に当てこめていた。中年は孤独感を感じている、だから、ネットの世界に見たいものを見ることに傾倒しちゃってるんじゃないかっていう仮説から、そのように想像していた。


はい。
これがそもそもの間違い。自分の眼鏡に読みながら気づいたよ。それは、著者の鈴木さん自身も、亡くなってしまった「父」を自分自身が作った眼鏡によって作り出されてしまったものだったっていう結論を読んだときだった。



ここに今の自分は一番グッときた。
自分も40年かけて作ってきた価値観や考え方というメガネをかけていること自体を忘れたりしながら生活している、という気づき。眼鏡がある故にアレルギーが出やすくなってるんですよ!


認知バイアス

眼鏡のことを認知バイアスっていうことを大体みなさん知ってると思うけど、この眼鏡、、、本当に厄介。もちろん眼鏡があるから物事がちゃんと見れることもあるけど、眼鏡があることで邪魔になることもある。


その悪さのほうが出ちゃうのが、40代とか中年とかに差し掛かってくるころなんじゃないかなっていう仮説。これはライフステージが変わることにも大きな要素があるんじゃないかなって思ってる。


大切なのは、アンラーニング(学んできたことを手放す力。)
自分の眼鏡に気づく(メタ認知・インサイト)


あたりかな。これってまんまスウェーデンの学びだけど、スウェーデンの学びが自分自身の不公平に反応しちゃう頭を作ってるんだよね。そのことに自覚的でないと物事をちゃんと掴めないな〜、自戒。


最後は岡崎体育の「おっさん」を流すので、皆さん一緒に自戒していきましょ。




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