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心の拠り所

「そんな辛い人生を送って来たのに、簡単に相手の幸せを祈れる訳ないでしょう!」

夢の中でコロナで疎遠になってしまったカラーの先生に言われ、起きた途端に涙と嗚咽が止まらなくなりました。

2年ほどある言葉に悩まされていました。

「あなたは私の幸せを祈ってくれてないんですか!」


仕事上のことなので、上っ面だけだったら文面の最後に、
○これからも応援しています
○心からの幸せをお祈りしています

こういう言葉を思ってもいないのに添えれば良かったのでしょうか…

幸せや財産をエリートコースで掴んで来た人は、他人の気持ちを掴めなかったり読めなかったり、小さな幸せに鈍感です。

40年以上生きて来て
私が心から幸せと思った時間は最近でした。

やはり幸せを他人に強要すること自体がおかしいのです

友人の結婚式などに若い頃に行って気持ちのいい人なんてほぼ皆無だと思います。

結婚式をあげれる人
結婚出来る人
子供が出来る人

この3つに素直に幸せと言う文字を思い浮かべられる人は、本当に頭の中が幸せなんだと思います。

したことがないから
出来たことがないから
わからない訳ではないんです

それが出来た上での苦労や辛さを知っているから、幸せと言うものはその入り口だけではないと思うのです。

大きな幸せや財産を自らの力で動かしたら、大波が押し寄せのまれてしまうのです

幸せと言う麻薬にのまれてしまうようなものなんです。

もっと欲しい
もっと欲しい…と


私がセラピストになりブログを始めたのは
「目の前にある小さな幸せに気付いて欲しい」
こういう想いで文章を綴ることを信念においていました。

その頃「引き寄せ」と言うものがブームで私の周りでは、夢を叶えていくためのヴィジョニングマップ作りをする人が多く、私も勧められ文字での目標設定のビジョニングを始めました。

あれよあれよと叶っていったのです。それは今思うと恐ろしいスピードでした。

そしてしてはいけないルール違反をしました。

目標設定を拡大して上に上に変えてしまったのです。

周りはもの凄く驚いて居ましたが、ある言葉に気持ちのブレーキがかかりました。

「あなたが目標にしているのはそこじゃないでしょう!」

自分の中身が全く追い付いていなかったのです。

普通の女の子がプロのモデルの世界に突然放り出され、自分も周りの人間と同じと勘違いして摂食障害になってしまった話を懇懇と聞かされました。


現実を見てまず目標設定
そしてヴィジョニングはお勧めしません。

カラーセラピーの課題の中に
コラージュ療法があります
それは精神科の箱庭療法が元になってます。

自分の好きなものしたいことや
友人や恋人の写真やチラシを切り取りコラージュにするのです。

それはビジョニングマップと変わらないかもしれませんが、自分自身でコラージュを作ると言う作業が大切なので、自分以上の力量が加えられることはないのです。

私がそこに散りばめたことは
○バレンタインに好きな人にチョコレートを贈りたい
○植物園でお散歩デートしたい
○仲間を大切にしたい
○テゴマスにもう1度会いたい

本当に些細なことばかりでした。

そして
「けいこさんは車イスになった替わりに沢山の幸せをもらいましたね…華れんの華 沢山の人から華をもらい変わることが出来た…特に○○くんからかな✨」


ハワイのレイの意味は
沢山の人から花輪をもらいしっかりとした絆が生まれることから幸せの象徴とされ

レイ=絆

と言う意味なのです

一長一短では編み込むことは出来ず、そこには幸せだけではなく老いていく人々のあり様も編み込まれているのです
※ハワイアンマナカードからの引用


最初の幸せの意味は
「god bless you」から来ているかもしれませんが

キリスト教もイスラム教も自死や死にたいと思うことさえも罪とみなします。

god bless you
地獄から幸せを祈ってるぜ

どこかの昔の漫画か映画から引っ張って来たのか…
あんまり良い意味じゃありませんね

因みに槇村さとるさんのフュギアスケート3部作から私は引用しました

「愛のアランフェス」
「白のファルーカ」
「ゴッドブレスユー」

カッコ良かっただけかなぁ


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