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元慶應仮面二浪による京大受験で使った参考書紹介【化学編】

 今回は化学で使った参考書を紹介する。化学は京大の他の科目と比べて対策が難しく、合格点を取れるようになるまで時間がかかる。小生も二浪目でやっとまともに化学ができるようになってきたのを覚えている。自分は現役時や一浪時は化学が足を引っ張っていたが、二浪目の本試験は8割近く取ることができたので、役に立つと嬉しい。



まず基礎的なことを固めるのに鎌田の講義シリーズを使った。講義形式で分かりやすく説明されており、例題や巻末資料も充実している。有機初学で先取りする時に学校配布の問題集を解きながらこれを読んで理解を深めた。理論と無機も基礎固めに使ったのでオススメである。

鎌田の講義系参考書



原点からの化学 化学の計算

 次に「原点からの化学  化学の計算」を紹介する。本書は、化学の問題の解き方に重点を置いたものである。京大化学では計算が重く、計算が合格を左右すると言っても過言ではない。また京大化学において平衡の分野が頻出であり差がつくが、本書は平衡の問題も多く扱っているのでとても良い。

化学の新演習

次に「化学の新演習」を紹介する。自分はこの参考書が化学参考書で一番好きである。これの良さは問題数の多さで、色々な問題を網羅している。有機や高分子の問題数が多いのもポイントが高い。


過去問

 京大科学対策において過去問演習は非常に大事である。本番で高得点を取るためには、時間を測って作戦を立ててセットで解いて慣れるのが必要である。小生は③④①②の大問の順番で解いていた。有機に自信があったので有機で得点を稼ぐ作戦であった。過去問は「京大入試詳解25年」が、丁寧で詳しい解説でオススメである。問題集と過去問の飛躍を埋めたければ、「世界一分かりやすい京大の化学」を進めるのも良いだろう。


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