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子どもの自立に必要な3Y

2023.11.30【192限目】 

開店した次男のお店を訪問
明日からもう12月、一年は早いなあと思いました。
美容師になった次男が、知人の方と心斎橋に美容室を開店しました。この日は次男の誕生日で、そのお祝いも兼ねました。

次男が長年培った経験と自分のセンスと夢がいっぱい詰まったお店になっていました。どうかお客さんと一緒に、いいお店になりますようにと願いました。

帰りに心斎橋辺りを散歩しました。久しぶりだったので、ずいぶん新しく、素敵な街になっていました。街はもうクリスマスムードでいっぱいでした。

心斎橋を歩きながら、今月23日にはこの場所に、阪神タイガースとオリックスのファンが集まって、夢を叶えた人たちのパレードを見て、多くの人が優勝の喜びを共有し歓喜に溢れていたんだなあと、あの日のエネルギーを感じながら歩きました。


子どもと向き合う時期

12月に入ると、中学生・高校生は、2学期末のテストが始まり、小学生も2学期のまとめに入ります。子どもたちはテストが終れば自由な時間が出来ますので、習い事で忙しい子どももいると思いますが、自分の時間をいつもより多く持つことになります。

自分の時間を持つとその子らしさが見えたり分かったりします。子どもの自立につながる経験をすることがあります。

子どもとのコミュニケーションの時間も多くなり、子どもが自立するためのきっかけを目にすることもあります。


子どもが自立するために(親としての在り方)

自立するということは、自ら考え行動するということです。

子どもは色々な姿を見せてくれますが、その時々にその方向性が親子で齟齬があった時、双方の考えを十分話した上でその最終決定を、親ではなく子どもに決めさせることが大切です。

そうすれば子どもは、親の気持ちを理解した上で、自分の進む道を選択をするという習慣が身についてきます。

間違ったり、失敗したりすることも多いと思いますが。親は、失敗しても見守ります。失敗しながら子どもは自分で解決し、乗り越えることが出来たら、それは自立への一歩につながります。

親から見ると、将来性がなく、遠回りをしているようにも見えるときもあると思いますが、自分で決めたことは、それが目標になり、積極的に行動し、努力するエネルギーになり、喜びでもあります。自分のしたい事を見つけることは、すばらしいことです。

親は子供のやりたいという気持ちを尊重し、見守る事が子どもへのサポートだと思います。親として子どもが悪いことをしていたら、注意をし、時には叱ることもあります。

やればできる。と言う体験は生きる力になりますし、自分を肯定して、ポジティブに生きていけます。失敗しても、それを力に代えて、積極的に自分の行動に責任をもって前に進んでくれると信じています。

子どもと向き合える時間の多い12月・冬休みは、子どもが自立する機会がたくさんあると思います。

例えば、私達は、冬休みに子どもたちが小さい頃よくスキー旅行に行っていました。スキー場での非日常の経験(滑る楽しさや、転ばず下まで滑ることが出来た満足感や、吹雪の中で経験したことのない寒さに耐え我慢した事、転んでいたかった事等々)も、自立につながっていると思います。


子どもの自立に必要な3Y

「やる気」「やれる能力」「やれる条件・環境」

子ども自身が、やればできるという「やる気」で、失敗や成功体験を繰り返すことで、「やれる能力」を身に付ける事が出来ます。それは周りにも伝わり、「やれる条件・環境」が出来、目標を叶える道が出来て行きます。

その「やる気」を育てるためには、親は子供を信じて子供の意見を尊重し応援する。また、ネガティブに考えないで、子どもと同じ方向を向いて、ポジティブに前向きに考えることで、親子ともども相互理解が進み、心配事が少なくなります。

子育ては待つということも大切です。それが自立につながると思っています。

友達からシクラメンとポインセチアを頂きました。
我が家にもクリスマスを迎える準備が進んできました。


【今週のけい先生】*担当:夫(父)

次男の店を出た後、近くの老舗のうどん店で昼食を親子でとり、その後賑やかな心斎橋商店街通りを歩き、そこから御堂筋の紅葉やファッショナブルな店舗を見ながら久しぶりに夫婦で散策しました。

本町の駐車場にもどり、帰路四天王寺の墓(けい先生の両親と先祖の墓)参りをして帰りました。充実した楽しい1日を遅れて満足していました。


【編集担当より】
トーマス・エジソンの良く引用される 「失敗は成功の母」という言葉は、壁に直面した時に、または、成長する局面において、自問自答することが大変有用であると思います。

「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、上手くいかない方法を見つけただけだ。」

なんて素敵な言葉でしょうか。よく言う表現ですが、チャレンジしない限りは、失敗はないです。コンフォートゾーンにとどまっているだけでは、失敗もしませんが成長もないです。

とは言え、何かを求めようとすると、その思いが強ければ強いほど壁にぶつかり挫折します。「失敗は成功の母」だよ、と人を勇気づけることは簡単ですが、それでも一歩踏み出す気になったり、気持ちが晴れたります。その一言で救われることもあるでしょう。

上手くいかない時、辛いとき、挫折したとき、自分に向けて「失敗は成功の母」だよと言うのは、失敗を認め改善していく強い意志が必要です。やせ我慢です。

それでもその言葉を、歯を食いしばり、噛みしめて言い聞かせ、未来を見据え、荒野を裸足で歩いていこうではないですか。ぼろぼろになったとしても、命を持っていかれることはないですし。

辛い時ほど笑顔で、どんどん失敗して「いま自分は成長している」とマゾっぽく笑えるといいかもしれません。いい時も悪い時も必ずありますので。「Take it easy.」「なんくるないさ」といいながら、ゆったり進み続けるとよいかもしれませんね。


《追記》
子育ての記事がちょうどめにとまりましたので、あご参考にご紹介いたします。


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