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長髪禁止という校則は古すぎる

僕はロン毛についてYouTubeで動画を上げたことがある。
男性は就活時に短髪にするという常識が意味分からなかったので、長髪のまま就活すると動画内で話していた。

すると、高校生から以下のようなコメントが来た。

長髪に憧れて伸ばしていたところ、学校の頭髪検査に引っかかって散髪を命令された。
束ねているので耳に掛からないと反論しても『それはお前の理屈だ。女子とは違うんだ』と言われて悔しかった。
逆らう気力はないので諦めて切ります。

このコメントが来て高校ってまだこんな感じなんやと思った。
髪型のルールって何のためにあるんだろう。
高校生が長髪にしてはいけない理由って何なんだろう。
注意する先生はその理由を答えられるのだろうか。

特に根拠はなく、ルールを押し付けていたら納得できるはずがない。
現にコメントしてくれた高校生はルールを押し付けられたので納得していない。
先生が納得する理由を伝えていないからだ。
未だに学校ってこんな感じなのかと驚いた。

ちなみに僕が高校生の時はよくルールに対して疑問を抱いていた。社会に適合できない僕は納得できないルールは守っていなかった。
自転車通学禁止と言われても交通費が無いからという理由で自転車で行っていたし、走って登校する時は汗だくになるので制服を着ずに登校していた。
裏門から入ったらダメなのに裏門から入って怒られることもあった。

遠足に自転車で行った時もあった。
先生に怒られなかったので質問してみた。
「チャリ通学禁止なのに遠足に自転車で来て良かったんですか?」
「誰が自転車で来ること予想できるねん。前代未聞や。驚きが勝って怒るどころじゃない。」

僕はイカレポンチなので先生の常識を超えてしまえば理不尽なルールに縛られないと思った。
宿題に関しても「お前にとったら簡単やから提出は後回しでいい」と言われていたし、チャリ通学に関しても最終的には暗黙の了解を得ていた。

このようにずっと甘やかされて生きてきた。
同調圧力や理解できないルールに耐えてこなかった。
成績が良い頃は許された。
しかし、大学院に入って結果を出せないのにルールに耐えられないままの僕は許されず、不登校になった。

納得できないルールは守らなくて良いわけでは無い。
それは良くないわがままだ。
ルールを執行する人に「守らなければならない理由を知りたい」と働きかけなければならない。
その上で議論して気持ちよく守れるルールになれば良い。

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