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「THE IMPOSSIBLE」

この映画、とにかく本当にすごいです。

 誰かにオススメの映画はあるか、と聞かれたら必ず「THE IMPOSSIBLE(インポッシブル)」と伝えます。「ミッション:インポッシブルじゃないよ」という言葉を添えて。
加えて、「キャスト・映像美・音楽。作中のどれをとっても素晴らしくて、人生の中でベストな作品。100リットル涙も出るよ」と伝えています。

僕がNOTEを書き始めたのも、この映画の素晴らしさを誰かに伝えたいと感じたからと言っても過言ではありません。

ということで、僕なりにこの映画の大好きな点を語り尽くします。
ネタバレ注意です。同作品を見た方と、共感し合いたいと思います。

この記事は是非映画を見てから読んで頂ければと思います。
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この映画が、好きなワケ

 初めてこの映画を見たのは、大学1,2年生(8,9年前)くらいの頃で、WOWOWの放映だったと思います。映画自体は2013年のものなので、初放映のタイミングくらいですかね。
初めて見た頃から、もう8回は真面目に見ていると思います。笑
それくらい本当に、この映画を愛していますし、当時Blu-rayを購入して、僕の周りの友達には一通り貸しまくったと思います。
見てくれた方、ありがとう、、どうだったかな。

では、この映画が好きなワケ。
まずは、なんと言ってもトム・ホランドです。
 
一度見た時から、トムホランドの演技はとんでもなく素晴らしくて、大好きでした。インポッシブルを見て頂けてたら、きっと分かりますよね。

そしてこの映画を大好きで大好きで忘れられないと思っていた矢先、大好きなスパイダーマンの主演に抜擢!?!?
新スパイダーマンの誕生に、こういった形で興奮を覚えたのは、かなり稀なのではないでしょうか。インポッシブルの作中でも、幼いながら砂浜でバク転したりと、運動神経の片鱗をのぞかせていました。すごく印象に残っています。
子役の頃から大好きだったということもあり、今でも大好きな俳優さんです。

作中、怪我をする母マリア(ナオミ・ワッツ)を励ます長男ルーカス(トム・ホランド)


次に、涙のシーンの連続です。
 前段でキャストが素晴らしいと書いていましたが、
主演はナオミ・ワッツとユアン・マクレガーが夫婦役で出演。三男坊の長男役にトム・ホランドというキャスティングでした。次男・三男役の男の子二人も素晴らしかったです。それぞれの俳優さんに、涙を誘うシーンの連続でした。

  • 母マリアが現地の人に助けられ、その優しさに「ありがとう」と言い続け、泣き崩れるシーン。

  • 父ヘンリーが家族に連絡を取れずにいる時、その場にいた人が携帯電話を貸してくれた。ヘンリーは父に弱音を吐くことしか出来なかったが、「それじゃだめだ」と言われもう一度電話をするシーン。「必ず見つけ出す」

  • 長男ルーカスが、母から言われて病院で人助けをするシーン。ある家族の再開に尽力した。

ルーカス(トム・ホランド)が見知らぬ家族を引き合わせた
  • ルーカス・トマス・サイモンの再開シーン。このシーン、エグくないですか?サイモンとトマスが「ルーカス!」と叫び走るところ。初見の時は涙と鼻水がどん引きするくらい出ました。そしてその流れで家族全員の再開。家族愛に弱いみたいです。

  • 最後の飛行機の中で、ヘンリー、マリア、ルーカスがそれぞれの想いに耽っているシーン。ヘンリーは道中助けてくれた人からの手紙を握りしめ、何を想ったんですかね。


どんどん行きます。次にド迫力シーン

第1波のド迫力シーン

 いろんなレビューを見ると、津波のシーンが怖かったとか結構書いてありますね。日本人としては3.11を経験しているので、他人事では無いです。もし自分の身に起きたら生きられるのか、どうしても考えてしまいます。
僕は映画を家で一人で見る時は必ずヘッドホンをして見るのですが、こういった迫力のあるシーンには最適です。本当に引き込まれます。演じる俳優たちの息遣い、波の音、遠くの方で微かに聞こえる人の声、あれ全部狙って映画に入れてるんですもんね。映画ってすげー。


この映画の中で一番好きなシーン

作中冒頭のコムローイ祭のシーン。美しい。

 そこかよ!って突っ込まれるかもしれませんが、序盤のコムローイ祭のシーンが大好きです。3・2・1のカウントダウンと共に、無数の明かりが夜空に放たれるシーンです。サイモンが、1つだけ変な方向に行っちゃう、と嘆いていましたが、なんだか奥が深いなと感じました。
津波の大迫力のみならず、こういった幻想的なシーンを入れ込んでいるあたりも、この映画の映像美がすごい、と言っているワケです。

そもそも、コムローイ祭の存在をこの映画で知りました。(ほとんどの人が、「塔の上のラプンツェル」で見たことありますよね。)この映画でなんて美しい映像なんだ、、と感動し、検索して見つけました。いつか行って見たいですね。というか、必ず行きます。


次に、音。作中音楽やBGM。
僕は映画を見る前は必ず、予告編を見ます。
インポッシブルの予告編を見ると、そこで使われている音楽は、U2の「One」でした。この映画、とことんセンスが良すぎます。(実際に使われているのは、誰かがカバーしたものだった思いますが。)
また、作中で使われているBGMも、どれも素晴らしかったです。沈黙のシーンから迫力のある音、シーンとシーンの間に挟まる挿入カット。どれをとっても一級品だと感じました。何度見ても泣けるってすごいですよね。きっと耳に残るBGMが、一躍かっているのだと思います。


最後に、バヨナ監督
 上記に挙げた、この映画の大好きなワケ。この映画を作り上げたのが、スペイン・バルセロナ出身のフアン・アントニオ・バヨナ監督です。
今回紹介した「インポッシブル」のほか、「永遠のこどもたち」「怪物はささやく」「ジュラシックワールド・炎の王国」がありますね。全ての作品が大好きです。
特に、昔から好きだったジュラシックパークの続編にバヨナ監督が指揮を取ると知
った時は、心躍ったなあ
こんなに全てを完璧だと感じた作品はこれまで無いです。
バヨナ監督、大尊敬。

9月から、アマプラで「ロード・オブ・ザ・リング」が始まるの知っていますか?この監督をバヨナ監督が務めるみたいです。またまた、楽しみな作品が増えてしまいました。
ロード・オブ・ザ・リングのシリーズも大好きなんです。特にホビット。これもいつか記事に書きたいですね。


自己満足に、書き殴りました。あっという間に時間が過ぎた。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。

今後も、自分の人生を彩った作品、映画のみならず、音楽やその他興奮体験を書き記していきたいと思います。

End.

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