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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (映画064)

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」は1984年に日本で公開されたセルジオ・レオーネ監督作品です。長いタイトルですがそれをなぞるように尺の長い大作です。「ゴッドファーザー」みたいにマフィアが主人公、暴力が印象に残る映画です。これもあるあるかもしれませんが、本作と「ゴッドファーザー」ではどちらが好きか?という質問が映画を語る席上でよくありがちなケース、また、発展して「スカーフェイス」や「アンタッチャブル」、「カリートの道」、「グッドフェローズ」、でも、「アンタッチャブル」は警察が主人公なので外して代わりに「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」、本筋が外れて「タクシー・ドライバー」、でも、ロバート・デ・ニーロが出演しているからありだとか、元に戻って、だったら「アンタッチャブル」はありだとか、最早、収拾がつかないというパターンをいたるところで展開されているのが予想できます。個人的に印象的なのは目的を果たす為にケーキを用意、でも我慢できずにケーキを食べてしまうエピソード、付随してロマンティックになるはずなのに性欲が我慢できずにレイプに発展というエピソードです。両方とも欲望が抑えきれないことを示すエピソードですが主演のロバート・デ・ニーロが演じた主人公は欲しいものが手に入らない人生でありました。

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