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読書においては、何をいつ読んでも遅すぎることはない

本当触れる機会は、とても貴重なもの。

もちろん人によっては読書が当たり前かもしれない。

そしてあまり本を読まない人にとっては、その一冊の持つ意味もとても大きい。

それは本ほど体系的に物事が説明されて、価値観を変える機会となるものはないように感じるから。

時には実体験以上に大きく影響を与えることもあるに違いない。

それほどのパワーを本は持っている。




本が持っている力は、とてつもなく大きい。

わずかに頭の中にのこった本のフレーズが、その後の人生に大きな影響をもたらす。

咄嗟の判断においても、本の中身のちょっとしたことに左右されることも多いに違いない。

それによって救われる人はどれほどいるのだろうか。

本は自分自身の体験の代わりとして、様々な経験をしてくれる。

その経験を追体験することの価値というのは、とてつもないもの。




本を読むことについて、遅すぎるということはない。

それは未来を大いに先取りする可能性もあるし、過去を論理立てて解釈できることもあるからっこそ。

もし未来からしたら誤った事が記されていることもあるかもしれないが、その時の人々がどう考えていたのか、その価値観に直に触れる事が出来るのは大きい。

一度読んだ内容が時間を経ることで全く違う読み物になることもある。

それは自分自身の世界や価値観が大いに広くなったということを意味する。

ベンチマークとしての読書というのも、とても役に立つことかもしれない。

だからこそ、本を読むのには早すぎることもなく、遅すぎることもない。




本をあまり読んでこなかったことに対して、後悔する必要はない。

それは、これから何冊でも素敵な出会いが溢れる可能性があるから。

世の中に新しい価値観が提供されるたびに、新しい本は生まれ続ける。

だからこそ、どの瞬間に本を読み始めることに対しても、何も問題ない。

本当であったその瞬間こそが、その人にとっての最適なタイミングであるといっても過言ではない。

過去の経験の果てに、今この瞬間に出会えている本がある。

それは全ての積み重ねの結果であり、それこそが集大成。

本を体験している瞬間こそが、最前線の未来を経験している瞬間に違いない。



本当の出会いは、とても貴重なもの。

出会いの瞬間にもし注目する事がなければ、触れる事なく記憶に残ることもなく過ぎ去ってしまった体験かもしれない。

人生における出会いにおいても同じように、あの日あの瞬間あの場所で出会うことがなければ、永遠に出会うことがなかった存在。

それを今この瞬間に目の間に本を手にする事で、一緒にいることを感じている。

これこそが運命と言ってもいいし、出会うべくして出会ったと解釈することもできる。

長い時代を経た中で、多くの世の中に溢れる本の中で、たまたま出会う事ができた一冊の本。

その一冊に出会うために、今までの人生を蓄積してきたといってもいいのかもしれない。




さて、今日は何を読みましょうか。





ありがとうございました。

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