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四人打ち麻雀④

○こちらの記事は「過去の私について」のマガジンに掲載

麻雀を4人で初めて打ったのは中学2年生の時だった。兄にコテンパンにされてから麻雀の勉強を始める。

暫く時間が経ってから同級生の家で打ったのだが、他の3人は役は知ってるけど点数計算は出来ない。俺も符計算は出来ないけどニャロメの麻雀入門を見て少しは点数計算が出来る程度だった。

何回か打って俺が勝ったが、お金を賭けていなかった。この時に感じた事は「麻雀って面白いんだ」と思った。ここから麻雀にハマる日々が途切れ途切れだけど始まる。

麻雀は時間を使う遊びなのでバスケ部活の時は出来なかった。この時期でも補欠にしかなれなかったので2年生の時に部活を辞める。高校1.2年生の時は麻雀をした記憶が無いが、高校3年生の時に麻雀を友達とするようになった。カードゲームをしたり、放課後は家から持ってきた麻雀マットと麻雀牌を取り出して良くやったものだ。

4人打ち麻雀を始めたのは13歳の時。中学生の時にこの一回だけ打った記憶が有る。高校生の時は3年生の時から点数計算を大体覚えた。そして、遂に俺は兄に対戦を挑む。

「俺と麻雀勝負してよ?千点1円で。」
兄は「お前は麻雀が強くなったみたいだから勝負はしない」




負ける事が大嫌いなクソ兄貴!本当に性根が腐ってる!格闘ゲームでも逃げて人を見下す態度を常に取り続ける彼が本当に嫌いだった。だから俺はこんな大人には絶対にならないと心に誓った。
この2年後に兄は家から居なくなり一人暮らしを始める。ここから彼とは全然会わなくなる。

時は過ぎ、高校を卒業して調理師を目指す為に専門学校へ行く事になる。こちらでも麻雀は続けていて麻雀カードゲームやトランプ、放課後は友人やバイト先の家で麻雀をしたりもした。勝ったり負けたりしていたが楽しかった。麻雀よりゲームの方がこの時までは興味が有ったね。

1年の専門学校を卒業した後は大手居酒屋チェーン店に就職が決まったのだが、休憩時間が全く貰えなかったのでキレて辞めてしまう。親に事情を説明したら「それなら仕方ない」と言ってくれた。この時に居酒屋チェーン店は全部ブラック企業なんだと思ってしまい、調理師関係の仕事をしたいと思わなくなった。

次回は社会人編です