壊れるのはあっという間

人間の身体は一度壊れてしまうと元に戻すのはとても大変だということを痛感しています。

中学まで(起立性調節障害という病気になる前まで)は身体的・精神的に毎日とても元気に過ごしていて、部活や塾などで忙しいながらも疲れを知らないという勢いで毎日過ごしていました。
しかし高校生になって半年、日々の忙しさはさらに加速していき、急にプツッと切れてしまいました。とうとう身体が日々の活動に追いつかなくなってしまい、キャパオーバーしてしまいました。
それからというもの、これまでスポーツなどで時間をかけて積み上げてきた体力・筋力などが一気に消えてしまい、元気だった時当たり前のようにできていたことができなくなってしまいました。1日通して活動すると次の日はぐったり、下手すると2.3日続くということもあります。
もちろんこれは病気そのものの影響ではなく、病気によって長年療養していると自然と体力はなくなるのでしょうがないのですが、スポーツをバリバリでやれていた自分としてはかなり落ち込んでしまいます…。
少しずつ体力・筋力が回復するようにランニングや筋トレなどを毎日しようと試みていますが、疲れがすごく出てしまうので中々満足にやることはできません。

前まで自分が当たり前だと思ってやれていたことが、何かのきっかけで当たり前ではなくなってしまうということを学びました。そして、身体を健康に作り上げるのは時間がかかり、壊れてしまうのは一瞬だという無慈悲さも感じました。ただ、病気にならなければ自分はこの事実を気付くことはできなかったと思うので、そういう意味では人生の良い経験になったと思って、今では前向きに考えられています。
健康でいられることって本当に幸せなんだなと強く思うようになりました。

(全体的にかなり悲壮感漂う文章ですが、今では病気も発症当初からは大分良くなり、できることも増えてきているので前向きに生活できています。安心して下さい。笑)

#起立性調節障害 #健康 #病気 #前向き

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