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119. 外食で「揚げ物」を食べなければいけない時の事前対策。

消化力が弱いことに気づいたら。思い浮かぶ消化酵素食品No.1は大根ですね。

大根の消化酵素ジアスターゼは良く知られていますが、「油」を分解するリパーゼも含んいるってご存知でしたか?

明日のランチで「唐揚げ」が必ず出てくると分かっているTちゃんに、なんとかして大根の絞り汁を持っていって食後に飲んで欲しいと思いました。

課題は2つ
1.大根おろしの消化酵素は、おろしてから15分でなくなってしまうと言われているが、長時間はもたないものか。

2.大根おろしを食べるのが一番良いが、食後に入らないし人と一緒にいると無理。絞り汁で効果はあるか。

この2点について調べてみたところをお伝えします。


大根は3つの消化酵素を含んでいる

うれしいことに食べ物を分解する酵素を3つも含んでくれています。

・ジアスターゼ(アミラーゼ):でんぷんを分解する。
・リパーゼ:油を分解する。
・プロテアーゼ:たんぱく質を分解する。

その他、他の物質と反応し、発がん性物質を抑える抗酸化作用が高い酵素やビタミン類も含みます。

・オキシダーゼ:タンパク質も油も発がん性物質も分解する。
イソチオシアネート:抗酸化作用と抗菌作用を併せ持つ。

・ビタミンAとC。

これは!胃に優しい自然の総合消化酵素剤と言えるではありませんか!?

デンプン:お餅・うどん、には大根おろし
油:揚げ物には、大根おろし
タンパク質:肉でも魚でも大根おろしで消化を助ける。

持ち歩くには!?

消化酵素は減っていくが消滅するわけではない。

酵素の働きは弱るものの、当日中なら十分役に立ちそう!ということが確認できました。さらに細胞をよく分解して絞り出した汁で良い。

冷凍でも体内で酵素が活性化する温度になれば効能が期待できそうですが、あまり冷たいとわかりません。

ということで、効果を期待するには

・大根おろしの状態にする
・できれば下の方を使う
・皮ごと使えばなお良い

大根おろし濾して、小さなペットボトルで天まで詰めて酸化を防ぎ、食後に飲む。飲みにくければストローを使う。

こういうことになりましょうか。

市販の消化酵素との比較

手軽さで言えば市販薬をポイと飲めばいいのですけどw

薬品にはそれなりの副作用も気になり、自然派で手間を惜しまないなら上記の方法を試していただきたい。

事後の心がけなら、

家に帰ってすぐに大根おろしを食べるとか、
次の食事はアブラナ科の野菜(キャベツ・白菜・チンゲン菜・カブ・ブロッコリーなど)のメニューにするとかですね。


市販薬の中で最もポピュラーな「キャベジン」

焼き肉のあとにおっさんがパクって飲んでるイメージですけどw
今回みて、高感度が高かったです。
やさしくサポートしてくれるには私だったらこれを持ち歩くかな、と思いました。

胃腸をいたわる優しい養生食はたのしい。
カラダとのコミュニケーションよく、選んで食べていきましょう。



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