【見えない壁/パーソナルスペース】
最近心理学の勉強にハマっているKennyです。
皆さんはパーソナルスペースという言葉をご存知でしょうか?
今日はパーソナルスペースについて投稿していこうと思います。
1.パーソナルスペースとは
パーソナルスペースとは、個人を取り囲む空間のことで目には見えない自分の感覚。
また、他人に近付かれると不快に感じる空間のことで、
パーソナルエリア、個体距離、対人距離とも呼ばれている。
これらは心理的な縄張りとも言えるそうです。
動物が自分の縄張りを侵されると警戒し威嚇するように、人間も防衛本能により自分の縄張りに侵入されると不快感を覚えます。
一般に女性よりも男性の方がこの空間は広いとされているが、社会文化や民族、個人の性格やその相手によって特有の差がある。
関係性によってもパーソナルスペースの距離は変わり、関係が深ければ範囲は狭く、逆に浅ければ浅いほど範囲は広くなるそうです。
2.パーソナルスペースの種類
パーソナルスペースには4つの距離感覚があります。
密接距離
「密接距離」とは、0cmから45cmまでの距離感のこと。会話はもちろんスキンシップもできる距離で、家族や恋人など極めて親しい関係性の人に許される範囲です。また子どもなどを保護できる範囲でもあります。
個人距離
「個人距離」とは、45cmから1.2mまでの距離感のこと。お互いの表情が読み取れるかつ、手を伸ばせば触れられる距離です。友人や親しい同僚の間で取られる関係性といえます。
社会距離
「社会距離」とは、1.2mから3.5mまでの距離感のこと。同僚や上司、仕事先の人と接する際に取られる距離です。仕事の会議や打ち合わせなどのビジネスの場面でよく使われます。
公衆距離
「公衆距離」とは、3.5m以上の距離感のこと。講演会や演説などの公的な場面でよく見られる距離感です。まったく知らない相手に公衆距離を取れば、不安を感じにくくなるでしょう。相手の顔や表情がよく見えないため、個人的なやりとりはできない距離です。
3.パーソナルスペース診断
「パーソナルスペースが狭い人」は、
前向きで社交的であり、誰とでも仲良くなれると考えているため、フレンドリーに接するのを当たり前に行えます。
また相手についてさらに知りたいと思っている人も多く、好奇心が旺盛である場合も多いでしょう。
自分に自信を持っているため、自己アピールする可能性も高いです。
多くの人とコミュニケーションを取るのが好きなので、周りに人がいないと寂しがる傾向にあります。
「パーソナルスペースが広い人」は、
こだわりが強く、自分のペースが乱されるのを嫌う傾向にあるのです。
自分のペースを大事にするため、集団行動が得意ではありません。
また警戒心が強く、心配性で慎重な面もあります。
人と接する点にあまりメリットを感じておらず、苦手な人とはあまりかかわらないタイプが多いようです。
他人に対して消極的なため、打ち解けるまで時間がかかります。
留学経験がある私はこれをすごく感じました。
外国人の方がやはり距離感が近くとてもフレンドリーな人が多かったです。
日本人はどちらかというと警戒心が強く慎重な感じだと思います。
国柄、性格、関係性によって広さは変わってくるので自分の距離感を調べてみてはいかがでしょうか?
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
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