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グローバルに広がる景気後退への懸念:日本経済新聞 No.51

経済の動向を理解することは
私たちの社会について詳しくなること
🌟

毎日のアウトプットが
必ず将来につながると信じて


はじめに


この投稿は
私がもっと経済を学び、詳しくなることで
世の中の動向を理解できるようになりたい
🌈

と思う気持ちから取り組んでいきたいと
考えている記事の内容になる📝

それは、日本経済新聞シリーズである

私もまだまだ浅学非才な身であり
もっと世の中の動向について
知らなければならないと思う

この記事では、私がこの新聞を読んで
思うことや考えたこと
そして、学んだことをまとめていきたい❤️‍🔥

厳密な引用をしっかり行い
記事を参考にしながら
私の見解も添えて、述べていくことにする🍀

金融引き締めの進行で台頭する景気不安


アメリカやヨーロッパで
これだけ物価が上がるとなると
家計の実質所得や実質賃金にも
大きな変化があると思われる

なぜならば、実質の所得は
名目の所得(I)を物価水準(P)で
デフレートした値(I/P)であるからだ

また、実質賃金も同じくして
名目の所得を物価水準で割った値
として考えられるだろう

ここでいう物価は、消費者物価指数
CPIであると考えることにしよう

単純に考えていくと
物価水準が、1のとき
名目で、時給1000円であるバイトを
1時間行ったら、収入は1000円である

しかし、ここで、もし物価が2になったら
同じ名目所得1000円を得たとしても
実質的な購買力は、500円になってしまう

このように、インフレは
実質所得の減少につながり家計に
とったら、負担になるかもしれない💦

前置きはここまでにして
この投稿では、世界主要国の
金融政策に伴う景気不安に対して
一緒に学んでいけたらと思う💖

今回の投稿を作成するにおいて
着目する記事は、以下である📰

欧米長期金利、景気不安で低下 

今後の利下げ転換意識 
独、2週ぶり水準 
米3%割れ迫る

グローバルに広がる景気後退への懸念が欧米の債券市場への資金回帰をもたらし、長期金利に低下圧力がかかっている。ドイツや米国で指標となる10年物国債利回りは23日、約2週間ぶりの低水準(債券価格は高水準)に戻った。長期金利は高インフレ下の急激な金融引き締めを織り込んで大幅に上昇したが、投資家はその先の景気不安や利下げへの転換を意識し始めている。
 23日の欧州債券市場では域内主要国ドイツの10年債利回りが一時1.39%台と約2週間ぶりの低水準をつけた。前日には1.6~1.7%台を中心に推移しており、独国債に資金が流入し、金利低下が急速に進んだ。米国でも10年債利回りが一時3.00%と節目の3%割れが迫り、2年債利回りは2%台に低下する場面があった。
 金融引き締めの進行で景気不安が台頭し、投資家が「安全資産」とされる国債を改めて買う構図だ。金利低下は中央銀行のインフレ抑制策が景気を急減速させる「ハードランディング(硬着陸)」を示唆している。
 「震源地」は米S&Pグローバルが発表した6月の購買担当者景気指数(PMI、速報値)だった。PMIは企業の景況感を表す。ユーロ圏の総合指数は51.9と2021年2月以来、米国は51.2と22年1月以来の低水準となった。好不況の分かれ目となる50に急接近している。
 ユーロ圏の景況感が悪化した原因について、第一生命経済研究所の田中理主席エコノミストは「物価上昇への警戒感から家計が財布のひもを締めているためだ」と話す。欧州ではロシアからの供給減少による天然ガスなどの不足が物価を押し上げている。賃金も上昇しており、インフレ抑制のために欧州中央銀行(ECB)は7月に11年ぶりの利上げに踏み切る見通しだ。
 エネルギー不足も景気の足かせだ。独政府は23日、ガス不足で「非常警報」を発令した。暖房需要が盛り上がる秋から冬にかけては、エネルギー不足がさらに企業や家計に対し痛手となる可能性が意識されている。
 高インフレを鎮めるため金融引き締めを急ぐ事情は米国が先行している。米連邦準備理事会(FRB)は6月まで3会合連続で政策金利を引き上げ、とくに6月には約27年ぶりの大きさとなる0.75%の利上げに踏み切った。
 パウエル議長は23日までの米議会証言で、急速な利上げが景気後退を招くことについて「確かに可能性はある」と認めた。ただ「我々がインフレと戦う姿勢は無条件」と述べるなど、景気より物価安定を優先する姿勢だ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の井上健太シニア・マーケットエコノミストは「軟調な経済指標などを背景に米10年債利回りは3%を割る場面があるだろう」と話す。
 景気後退を受けてFRBが23年に利下げするとの予想は多い。金利先物市場に織り込まれた政策金利の見通しを示すシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の「フェドウオッチ」によると、政策金利は現行の1.5~1.75%から23年前半には3.5~3.75%に高まるとの予想が多い一方、同年後半は3.25~3.5%へと下がる。
 井上氏は「金融引き締めで22年末~23年にかけて雇用への悪影響が顕在化してくるだろう」としたうえで「23年以降にFRBが調整利下げするとの見方が6月の会合以降増えた」と指摘する。
 米欧は急激な利上げを当面続けるのに加え、米国では今後、FRBが国債保有を減らす量的引き締め(QT)が本格化するほか、ECBは7月にも量的緩和を終える予定で財政が脆弱な南欧の国債を中心に債券市場に不安を残す。国債需給が悪化して金利に再び上昇圧力がかかる可能性は否定できない。
 欧米の金利低下は目先、上昇圧力がかかっていた日本の金利も落ち着く要因となっている。日本の10年債利回りも24日に0.22%と前日比0.005%低下した。同日発表になった5月の生鮮食品を除く消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.1%上昇し、日銀がめざす2%のインフレ目標を上回ったものの、市場予想通りとして反応は限定的だった。
 ただ「海外金利の上昇や日銀の政策修正観測が織り込まれる場面では、長期金利が(日銀が上限とする)0.25%を再び超える場面も想定される」(三井住友トラスト・アセットマネジメントの登地孝行エコノミスト)という。国内債相場は国内のインフレのほか海外中銀の動向次第で動揺する懸念はなお拭えない。
2022/06/25 日本経済新聞 朝刊 11ページより引用

引用した記事を読んでいただいて
いかがだっただろうか?

予想を超えたインフレの影響は
債権市場にもインパクトを与えている

金融引き締めの進行で景気不安が台頭し
投資家が「安全資産」とされる国債を
改めて買おうとする動きが見られる

債券価格と利子率の関係は、負の関係で
収益をXとすると、割引現在価値モデルから
債券価格の決定式を導出すると

P=X/rという関係が求まる
利子率が上がれば、債券価格は下がり
利子率が下がれば、債券価格は上がる
ということを抑えておきたい📝

また、海外との債権取引を考えると
より利子率(期待収益率)が
高い方の債権や資産を求めるというのが
投資家の合理的な行動だと推察される

このような金融/債権市場の変化が
著しいと国債需給が悪化してしまい

さらなる景気悪化につながることも
懸念されているのである

いまの経済政策が実施されてから
どのような効果があるのか
ということを実感したり

数値として現れてきたりするには
タイムラグがあるかもしれないが

景気より物価安定を優先する姿勢を
見せているアメリアの経済政策や

エネルギー問題にも直面しながら
政策運営をしているヨーロッパ諸国の
経済動向にも着目していきたい👍


最後までご愛読ありがとうございます💖


あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが

その点に関しまして、ご了承ください🙏

私のnoteの投稿をみてくださった方が

ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!

などなど、プラスの収穫があったのであれば
大変嬉しく思いますし、冥利に尽きます!!

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