ここ2、3年ひどい頭痛に襲われることが頻繁にあったんです。

特に実家に帰るたびにこの頭痛はおきていて、嘔吐も伴うんです。で、極めつけは去年でした。

このひどい頭痛がするときは決まってめまいがするのと、視界が悪くなるんです。怖いですよね...

その日は友達と飲み会があったので、居酒屋に行くために電車に乗っていたんですが、あまりにも頭痛がひどくなり嘔吐しそうになったので、途中下車しました。

そこから動けなくなってしまって、なんとか自力でタクシーを呼んで実家まで帰りました。

そのあと更にひどくなり、言葉を発することもままならない状態になってしまったんです。

急いで病院にかけこみ、診察を受けることになりました。しかし病状があまりにもひどいことから先生たちは点滴以外の処置をすることができず、結局その日は終わりました。

次の日紹介状をもって、脳外科に行くことに。

CTスキャンとMRIに入って、頭の隅々を見てもらうことにしました。結果は...

「疲労による肩こりですね」

と。

いや、そんなはずないでしょ。ちゃんと見ました？と聞きましたが、本当に以上はなかったんです。

それからしばらく経過して、このひどい頭痛の原因がはっきりとわかりました。

閃輝暗点（せんきあんてん）。

閃輝暗点って実際に声に出してみると、めちゃくちゃ怖くないですか？

ウィキペディアに載っている病状を読んでみると、まったくと言っていいほど僕が経験した頭痛と同じなんです。

視覚障害のあとに、吐き気を伴う頭痛をする方、もしかしたら僕と同じように閃輝暗点かもしれません。

心当たりのある方はまず病院に行って検査をしてみてください。脳に異常がある可能性は低いかもしれませんが、まず診てもらうことが一番です。

事前に回避する方法

僕はマッサージに頻繁に通うようになりました。少なくても週に2回は行って、首回り肩回りを中心にほぐしてもらっています。

これでだいぶマシになりました。近くにマッサージ店がない場合は整骨院でもいいかもしれません。とにかくほぐすとだいぶマシになると思います。

原因

閃輝暗点はストレスが原因で発生すると言われているらしいです。なのでもしかしたら働きすぎなのかもしれません。少し仕事のペースを落として、リラックスする時間を多くとった方がいいかもしれません。

それでも閃輝暗点になってしまったら

閃輝暗点は前兆があります。視覚障害が発生した時点で頭痛薬を飲みましょう。

次に首とあたまの付け根の部分をマッサージするとだいぶ楽になります。僕の場合は、マッサージをした後、氷で冷やすようにしています。

あとはひたすら休むこと。

閃輝暗点を経験したことがある人じゃないとなかなかこの苦しみは分からないと思うのですが、本当に地獄のようにしんどいです。

また、一生付き合っていかなければいけない症状らしいので、辛いですが一緒に頑張りましょう。