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2024年 Week 4の振り返り

達成したタスク

  • コーヒー豆のピッキング(1.25㎏|1ヵ月分ちょっとの量)

追記:バーンダウンチャート

目標以外を含むタスクの実行状況

以下のようになった。追記時に機能を追加したので、それまでは超えているんじゃないかと予想していたのだが、木曜を境にペースが鈍化して約5.5 Block、2時間40分程目標まで足りなかった。

全タスクを対象としたチャート

週初めに決めた目標タスク(Sprint Baklog)の実行状況

こちらは木曜で迷子になっていることに気づいたので、それ以降進んでいない。

Sprint Baklogの中身を実行した時間のみを見たチャート

二つのチャートからタスク自体に投入している時間で見ると悪くない感じであるとわかる。
一方で、週初めに決めた目標ではない目標に多く時間を持っていかれていることも分かる。
ここは改善の余地があるだろう。

新しく始めたメモ方法

寝る前や思いついたときに付箋にアイデアを書いてデスクに貼るようにした。
以降はこのメモ内容をNoteにその週の気づきとして書くことにする。
メモをそのまま記事に出来るので、記事を書くのにかかる時間を圧縮できるし、瞬間瞬間の大切な思い付きを忘れることなく保持しておける。
また、思いついてすぐ書き出すと、それ以上考えすぎることも無いので、考え事をダラダラ続ける事態を防げる。

メモが貼ってあるデスクの写真

今週の付箋メモ+α

以下は付箋のメモに加筆修正をしたものだ。

帰宅後のRoutine

家に帰ってきて、服を下着以外全部脱いで、服を片付けてシャワーに入る。
この流れをシャワーに入る寸前まで爆音で音楽を聴きながらするようにした。
途中で家族に話しかけれれても、「後でね」と言ってシャワーに入る直前まで基本スルーし、シャワー前にまとめて言おうとしていたことは何だったのか確認するようにした。

やってみた感想としてはとてもいい感じだった。音楽のおかげでテレビがついてても気になりにくいし、家族と話してしまうことも無い。ノリノリな音楽でテンションが上がってるのもいい。

この対策方法がうまくいったのは五感の一つの聴覚の集中対象を音楽だけに絞ったことだと思う。
他に音が鳴っても気づかないので、気が散らない。
これは構想中のADHD対策のARアプリにも取り入れられるアイデアだと思う。
ARなら視覚を制限できる。
例えば、周囲の人、物のアウトラインだけを表示するようにして、詳細を見えなくする。もしくは、ARで見る景色をモノクロにする。こうやって視覚情報の量を減らせば気が散るリスクを低減できるかもしれない。

日中の作業の質が入眠に影響を与える

これは以前、14,000字近い長文で語ったことだが、私は入眠への行動のシフトがうまくいかないことが多い。
これについて、日中の活動内容が満足いくものでないと、満足するまで活動しようとし、結果眠らないのでは?と仮説を立てていた。
今回の気づきでそれが立証された。

今週行っていたタスクは、大きいタスクを実行可能な小さいタスクまで切るタスクだったのだが、切り方やどこまで細分化すればいいのかなど不明点が多かった。
そのため、目標の設定が行えていなかった。
目標設定が無かったことで以下の問題が生まれた。

  • 達成すべきことが明確でない→行動開始の動機付けが弱化し、行動開始が遅れる。

  • 完了ラインが不明なので、どこまでやっても安心できず、延々と作業を続ける。
    この2つが期間内で発生し、睡眠不足を招いた。
    睡眠不足でパフォーマンスと判断力が下がり、上述2つの問題がさらに悪化した。

現在新造中のタスク管理の仕組みの中にはアジャイル開発の要素が多く含まれる。
その中にデイリースクラムという概念があり、これは前日の実績評価、前日の手法やプロセスの評価、目標設定という3つのセクションで構成される概念だが、これを取り入れることでこのような問題への対応力が上がるのではないか?と考えている。

1ヵ月分の作業、おそらく30時間以上が無駄になった

Week 1後半あたりに思い付き、それ以降Origin to Ultimate(O2U)の設定プロセスの構築を進めていた。
そして、作り途中のドキュメントについて、ChatGPTに何度も「辛口で怖い上司な目線」で評価してもらった。その評価でほぼ毎回指摘されていたのがリスク対策と不確実性への対処が甘い点だった。
実際甘いと思ったし、過去に予想できたであろうリスクに対処しなかったっことで多くの失敗をしていた私はその解消のための追加プランを考えるようになった。
ここまでは問題ない。
ただ、この対処が思った以上に長く続いてしまった。結果、メインの流れのどこを進めていたのかが分からなくなった。端的に言うと迷子になった。

よくADHDの人の特徴を端的に表した話として以下のような話がある。

「ショッピングモールにあるモノを買いに出かけた。途中で興味がある服の店があったので立ち寄ったら夢中になり数時間を過ごした。服の店を出て自分が何をしに来たのかを忘れ、本来の目的を果たさずに帰路についた。」

定型発達の人でも普通に起きることだが、ADHDの人、少なくとも私はこれが日常だ。
このようなパターンは「物理空間上での行動」に限った話だと私は考えていた。
でも、今回のは同じことが「頭の中」で起こった。
考えて見れば物理空間上で起きることであっても問題が起きているのは頭の中なのだから当然起きうると今なら思うが、私はこの点を見落としていた。

これは今ならリスクの検討が甘かった事、リスクとは何かを理解していなかったから起きたのだろうと納得できる。
この後書く「リスクに対する気づき」はこうしたリスク対応の失敗を多く経験した週の最後に「リスクとは何か?」と2日、時間にして12時間以上考えた中で気づいたことだ。

リスクの本質に対する気づき

私は仮想通貨を運用している。相場分析の動画は私が見る数少ないYoutubeの動画なのだが、その中でよく「リスクをn%前後に限定してm%のリワードを狙いに行ける」みたいなワードが出る。要は、「リスクを限定する一方、m%のリターンを取りに行ける」という意味だ。
このことを思い出して「リスクとリワード、リターンは表裏一体でしか基本的には存在しえない」ということに気づいた。

今まで優先順位を考えて行動しろとか、メリット/デメリットを考えて動けとかいろんなことを言われてきたが、リスクとリターンの関係性に今気づいたということは、今までは何となくでしか理解していなかったということだろう。

これらの気づきから、私はリスクについて
「リスクとは、現状の変更によって生じる結果の内、自分にとって都合が悪い物」
と定義した。

この気づきは正直、ここ数年で一番大きな気付きかもしれない。
何故重要な気付きだったかというと、この考え方が非常に広域な影響範囲を持ち、合理的な判断においてこの上なく重要な要素だと思うからだ。

靴を履いて道を歩くという行動を考えてみる。目的地は学校としよう。

学校に向かう道を歩く中で靴が汚れるかもしれない。もし靴が汚れることが大きな損失なら道を歩くのは大きなリスクとして見れる。
道を歩くことで学校へたどり着くことがリターンと考えた場合、靴が汚れるリスクと学校へたどり着くというリターンが天秤にかけられる。

例えばだが、もしその時履いている靴が、「ケネディ大統領が暗殺されたときに履いていた靴」だったら、多少の汚れも貴重な歴史史料への重大なダメージになるので、この行動は極めて高い損害を発生させかねない。つまり、ハイリスクだ。
今すぐ汚れてもいい靴に履き替えるべきだろう(リスクの転嫁)。

逆に、ABCマートで買ったどこでも手に入るコンバースが汚れても洗えばいいし、何なら汚れてボロボロになったら新調すればいい。なので、汚れることはリスクではあるが、無視したり受容するといった対応で問題ない。

何が言いたいかというと、同じリスクの発生パターンでも、絡む要素が何かによってその「リスクのサイズはいくらでも変わる」し、「サイズが変わることによって取るべき対応も変わる」ということだ。私はこれにここ数日で気づいた。
世の中の人がこれにもっと早く気づいてその通りに行動しているのだとしたら私はものすごく遅れていたんだろう。

Week 5の予定

どうしよう・・・?と思っているところだ。
計画に使える期間は残り3週間。
記録を用いた計算を使うことで短期的な見積もりができるようになってきていたところで長期目線の見積もりの甘さを突き付けられている。

ひとまずはO2Uのプロセス構築を進めるつもりだ。
既にO2Uプロセスを作成するにあたり踏むべき工程は下の通りできている。

現在は、このワークフロー内で使う「リスク対策モジュール」と「不確実性への対処モジュール」を考えている。
これらのモジュール(問題への対処ワークフロー)ができれば、このO2Uのプロセス構築を始められる。

ただ、重要なことだが、このO2Uとは「思い付きのアイデアを明確な目標へと進化させる」プロセスであり、「目標を細分化して実行可能化し、目標を達成する」ためのプロセスはその構築手順を示したワークフローすらない。

つまり、O2Uが使用可能になり、実行するタスクを目標(Ultimate)へと進化させた後、「目標を細分化して実行可能化し、目標を達成する」ためのプロセスを構築し、そのプロセスに沿ってUltimateの定義を完全に満たすように作業を進行する必要がある。

2024年が始まって「まだ」あるいは、「もう」1ヵ月だが、既に最大のピンチを迎えているのかもしれない。

おまけ

先週取り上げたSpreadSheetの分析機能にバーンダウンチャートを追加した。
達成できていないチャートでお恥ずかしい限りだが、オレンジの線が青い線をギリ下回るくらいになっていれば目標設定、努力量ともに適切といえる。
今週は上述したイレギュラーもあり、達成には至らなかった。

なお、このチャートはタスク実行管理の枠内でのタスクしか反映していないので、それ以外も含めると達成していた可能性がある。この辺はこの後調整して全体表示、タスク枠の限定表示を両方できるように調節する予定だ。

追記:作業がぶっ飛んだ話についての補足

迷子になったというのがどういうことかについての記述が短すぎたように思えたので補足をしておきたい。
ワークフローの構築はテキストベースのメモを元に進めていた。
メモは大体3枚くらいのドキュメントにまとめられていた。

作業を進めるにつれて、アイデアが複雑化していき、どうやって進めればこのワークフローが完成するのか分からなくなって行っていた。
これは作業の進め方のミスだ。
本来ならマクロでの流れを完全に作ってから、各部分にフォーカスしてミクロな流れを考えるべきだった。
私はこのマクロとミクロを方向感覚を失うほどに行き来してしまっていた。

上に現在のO2Uを作成するための作業ワークフローの画像を載せたが、今はあのようなドローイングツール上で流れが視覚的にわかる形で管理をしてみている。

もし、このドローイングツールを使った順序の把握と管理がうまくいくなら、これはとても重要なことを示唆しているかもしれない。
つまり、私や私以外の、物事の繋がりを認識、整理して頭でその流れを追うのが苦手な人にはページで区切られたタスク管理ツールは使いずらいかもしれないということだ。
そうなると、私が作るタスク管理のアプリはゲームマップのような形をとるのかもしれない。
今までにないUI/UXが求められる可能性がある。

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