インベスターZ1

インベスターZ第3巻書評

僕が好きな漫画、「インベスターZ」の各巻でためになったところ、そこから考えたこと、学んだことを紹介していくマガジン。

今回は第3巻です。

お金は大事
場合によっちゃ命より大事
    ーー藤田美雪

かなり極論を言っているとは思います。命がなくてはお金を使うことはできないですからね。。
ただ、自分に家族や守る人がいる場合は自分の命くらいお金が大事なものかもしれませんよね。
生命保険なんかも、自分の命とお金を結びつけているものですし。
ここでは、「命と同じくらいお金の価値は大きい」ことを読者に伝えたかったのではないかと推察します。

そういえば、新卒で就活をしていた時、「生命保険」業界に興味を持ったことがありました。数社、説明会に参加してみたところ、どの会社もビデオで「生命保険で救われた家族」のエピソードを流していたのが印象的でした。

たしかに、生命保険で救われた家族がこの世にはたくさんいらっしゃると思います。でも、僕の関心があったところは「人の命や健康をプライシングするということ」でした。

若いときに加入するほど、保険料が安く、年を取るほど保険料が高くなる仕組みの構造などについてすごく興味がありました。

社会人になってからも、オフィスに生命保険の販売員の方が営業に来ていました。正直、結婚もしていない自分が保険に入る気は1mmもありませんでしたが、保険への興味から積極的に話を聞きに行きました。「保険会社がどうやって商品を差別化しているのか」や、「その保険って販売員さんだったら入りたいですか?」など挑戦的な質問もして、その場を楽しんでいました。(少し意地悪笑)

これから、医療の進歩で人類の平均寿命が伸びることが確実な世の中で、保険業界や、保険という商品が人間にとってどんな存在になるのかすごく興味があります。

個人的には今の所保険に入る気はありません笑。国の制度などを使えばなんとかなるんじゃないかと思っています。

本気になるとは・・・
リスクを取るってことよ 
    ーー藤田美雪

第3巻で一番響いたのがこの言葉です。本気で何かをやるということは、裏では


何かを犠牲にすることを厭わない(何かを本気でやるのをやめる)

といえるのではないでしょうか。
僕自身、本気でエンジニアとして転職しようと思いました。そのため、働いていた会社を辞めました。この時ぼくが考えられるリスクは、


・会社を辞めたので収入源が無くなる
・転職に失敗しても元の職場に戻れない
・新卒1年で早期退職したことによる他者からの印象

それでも、本気でやりたい!とおもってリスクをとって辞めました。

リスクとは
自分が何をやっているかわからない時に起きる 
 
                    ーーウォーレン・バフェット

これは今の自分によく当てはまる言葉だと思っています。
例えば、何かを学ぶ時に、
「何のためにこれを学んでいるのか」を明確にしていないと、身についた知識を使いたい状況でうまく使うことができなくなります。また、記憶の定着率も動機づけがないと定着優先度が低いと勝手に頭の中で印象評価されてしまう気がしています。

プログラミング学習の際も、
・なぜこの言語を学んでいるのか
・なぜこの技術、知識を身に着けようとしているのか
・どこでこの技術、知識が活かせるのか

について考えながら学習するよう意識しています。

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