ソムリエがお客様に合わせてワインを選ぶように、無意識の領域で働いている記憶の管理係は『今、直面している悩みの解決のヒントとなるのは、この思い出だろう』と選び出したものを、心の中の、私達が意識できる領域にそっと差し出したりします。

従って、ふとよみがえってきた記憶「あれ？今何故こんな子供の頃のこと思い出したんだろう…？」と感じるような思い出には、今直面している問題を解決するヒントが含まれていることがあります。

また、『まだはっきり意識されていないけれども問題が生じている』というときに、それに気付かせようとして同じような問題が生じたときの思い出が差し出されることもあります。

面白いのは、そういった記憶や思い出に音楽が伴うことや、音楽そのものが、ふと、思い出されることもあり、そうやって思い出された音楽にも同様の役割があるということです。

ふと『そういえば最近、好きだったあの曲全然聴いてないな…、久しぶりに聴いてみるか』と聴いてみた曲の歌詞に、今の自分に必要なアドバイスがあったりするのはそのためです。

さてさて、これを読んでいる皆さんは、最近どんな曲を、ふと、思い出したりしましたか？

そしてその曲を選んだあなたの記憶の管理係さんはどんなことを伝えようとしているのでしょうか？

ふと思い出した曲、また聴きたくなった懐かしの歌をじっくり味わってみましょう。

きっと、今のあなたに必要なヒントやアドバイスが得られます(*^_^*)