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日本発のアプリがなぜか中国で社会現象に!?大人気ゲーム『旅かえる』とは?

こんにちは、藤本けんたろうです。

インターンしてる会社で記事を書きました。休学してインターンするに至った経緯とかを書いてるので、興味ある方はぜひ↓


このマガジンでは、世の中の時事ネタについて、それがどういったニュースなのかというのを読み解きます!

では早速、今週の記事はこちら。

日本のゲームアプリ「旅かえる」ブームがリアルな観光業にも影響、登場する観光地の予約が増加=中国 

 

【今週の日コレ3行まとめ】
・日本発のアプリ『旅かえる』が、中国人にバカ受けしてる
・彗星のごとく現れた、ゲーム『旅かえる』とは?
・その人気の秘密は、やってみてるけどイマイチまだ掴みきれてない…

 

みなさん、最近中国でメチャクチャ話題になっている、『旅かえる』っていうゲームアプリを知っていますか?

これ、今ホントに中国で流行っていて、中国版アップルストアでは、かれこれ2週間以上、無料ゲームランキングで1位を取り続けています。

去年2017年11月のリリース以降、累計ダウンロード数も2000万を超えたらしく、その9割以上が中国ユーザーのようです。(参考としては、『どうぶつの森』が公開1週間で1500万くらい)

※記事によって『旅かえる』のダウンロード数がバラバラだったので、とりあえず1番大きい数字を持ってきてます

実際、『旅かえる』がブームになって以降、日本の観光地が中国でよく検索されるようになったり、中国の旅行会社も「『旅かえる』に出てきた場所を回るツアー」的なものを、販売し始めているようです。

 今年の春節は、中国から日本にまた一段と人が来るかもしれませんね!

こんな風に、ダウンロード数やその影響力もすごいんですが、その他にも面白い点としては、日本発のアプリが日本以上に海外でウケてることや、説明や用語は世界どこの人が使っても、すべて日本語のままで表記されていることです。 

(案の上と言っていいのか分からないですが、早速中国語版のパクリアプリが出回ってる模様)


 大人気アプリ『旅かえる』って?

人気の秘密を探るべく、僕も実際にダウンロードして遊んでみました。 

『旅かえる』はいわゆる、「放置系ゲーム」の部類に入ります。つまり、何もしなくていいゲーム。

主な流れとしては、主人公のかえるが、日本の観光名所を始めとして色んなところへ旅へ行ってきて、おみやげとして僕たちに旅の様子を収めた「写真」をプレゼントしてくれます。

普段は家にいるんですが、勝手に旅に出ていき、勝手に帰ってきます。このコントロールできない要素を指して、「放置系ゲーム」と言われています。

やっていると、すごく癒やされますね。。

僕がかえるにしてあげられることは、旅の支度をするくらいです。食べ物や道具を買って、かえるに持たせてあげます。

ここらへんは何となく『どうぶつの森』とも似てるんですが、大きく違う点は僕が「頑張れない」ことです。

『どうぶつの森』では、自分で果物とったり魚釣ったりして、それを売ればお金を儲けることができます。

でも『旅かえる』では、庭に勝手に生えてくるクローバーを刈り取ることでしか、お金を稼げません。

つまりゲームの仕様上、頑張りようがないんです。そういった肩の力の抜け具合と、絵のゆるさも、いい感じにマッチングしています。

そして、かえるが旅から帰ってきたときに見せてくれる写真もまた、ほどよくゆるくて癒やされます。

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説明が終わってしまいました。基本的には、これの繰り返しです。

 

『旅かえる』がここまでヒットした秘密とは!?

こうして一通りゲームをやりつつ、関連記事なんかも読んだりしました。そこには色んな学者とか記者が、心理学や社会学的な面から、ヒットの背景を解説しています。

で、僕は実際にやってみてどうなのかというと、正直、よくわかってません。

確かにゆるい絵とかかえるは、かわいくて癒やさるし、世話を焼かなくていいのが楽だなとか思ったりもしますが、それで熱狂的にハマるかといえば、それはまた別問題です。

一昨年の『ポケモンGO』の時もそうなんですが、逆にそんな簡単にヒットの理由が説明できるなら、あんた(学者や記者)が作れば良かったじゃん!って思います。後出しジャンケンはセコいだろと。

ただ、仮にヒットの背景に見当がつかなくても、僕たち学生がこれから社会へ出るにあたって大事なのは、「まずとりあえずやってみること」

実際にやってみて初めて気づくこともありますし、何より「いま世の中では、こういうことが流行ってるんだなー」と体感してみるだけでも、全然違います。

そしてそれは、自分が世の中に出て働くときの、何かヒントになるかもしれない。

という考えから、僕は世の中で話題になっているものは、できる限り自分で触ってみることを心がけています。


自分の「好き」を他人に広めるのも楽しいけど、他人の「好き」を汲み取ることも、同じくらい楽しそう by Kentaro Fujimoto (2018)

 

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