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うつ病の時に役に立った本。私を支えてくれた本。その3

今回のテーマ

前回に引き続いて、本をいくつ紹介しようと
思います。皆さまの役に立ってばうれしいです。

今現在も様々な本を読んでいますが、
当時に読んでいた本を中心に紹介します。

体調が悪いとき、本を読む気力、体力がないときは
無理をすることなく、休息を優先してください

よろしくお願いします。


本の紹介

今回紹介する本は少し内容が難しい本です。
それでも、理解できれば実り多いものとなることは期待できます。

生きる指針を立て直すためにどんどん利用していってください。



認知行動療法以外に何かないかなと思って読んだ本。

ACT療法について書いてあります。

マインドフルネス軸とした療法だと思っています。

自分の感情や思考との折り合いのつけ方、価値あることに向かって行動
する方法が書いてありました。参考になることがたくさん書いてあります。

不安を消す方法ではないので注意してください。

文章は分かりやすく読みやすいです。説明もグット。

内容が理解できないということはないはずです。

具体的なやり方、解説も丁寧に説明されているので、

それに沿ってやってみればいいと思います。



何かの拍子に本屋で手に取った本です。

この本がすごかった!!!。私の考え方を変えた本です。

フランクル先生がアウシュビッツで体験した経験を踏まえての講演録です。

生きる意味や価値について熱く語っておられます。

生きる意味は何ですかという問いに対する考え方を転換する発想
自殺の問題への力強いメッセージが詰まっています。

うつ病でつらいときにも、何とか生きてみようと思えた一冊でした。

ちなみに今も辛いときに読んだりします。

超おすすめ!



翻訳者が違うため、気に入った方を読んでください。私は2冊とも読みました。池田さんの方が読みやすい気がします。霧山さんの方は資料が豊富です。

フランクル先生が具体的に収容所で生きた内容が書かれています。

どれだけ悲惨かが分かります。心に元気がないときは控えた方が良いかも。

こういった状況であっても、どういう人間が生き延びるのかを医師として

丁寧に観察して、記述しています。

「生きることからなにを期待するかではなく、……
生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題」

という一説が出てきますが、意味が分かれば

この時、この瞬間が大切と理解できる本になります。



フランクル先生の考え方が気に行ったために読んでいた本。

専門的な内容が多いので、読むのは大変かもしれません。
本書は4つの論文が入った本です。

フランクル先生はどの本でも、主張が一貫しています。

その理解のために手に取ったという感じ

難しいので、後回しでもいいかもしれません。

フランクル先生の考え方に興味を持ち理解を深めたいと考えたときに
読んで見ることをおすすめします。

文章はやや硬いです。文章量も多いので、
慣れていない人には大変かもしれません。



こちらもフランクル先生の本。

ロゴセラピーという方法論について書かれています。

不安や勇気が必要な時、恐怖で足がすくむようなとき。
この方法が役に立つかもしれません。

私は行動力を何とか取り戻したい、変えたいと思い
手に取り読みました。

予期不安が強い人にいいかもしれません。

文章はやや硬いです。量も多いです。

しかし、読んで理解できれば今後の人生にも、
ここで提示されている考え方は役に立つでしょう。
私は役に立っています。

昔に比べてはるかに主体的になれたので。

それでも人生にイエスというで先生の文章が気に入った人は
読んで見るといいかもしれません。



意味による癒し ロゴセラピー入門を読んで、

より詳しく知ろうと思い読んだ本です。

内容は重い、文章は多いです。

読むのには労力がかかりますが、

ロゴセラピーについて詳しく解説されています。

疑問点は残りづらいと思います。ただし読み切れたらの話ですが。
元気がないときは読まない方がいいかもしれません。

読むと疲れてしまうので。

しかし、考え方は大変ためになる内容です。
不安でいっぱいの人が行動できるきっかけになるかもしれません。



フランクル先生がみずから創始した心理療法「ロゴセラピー」について
語った講義・講演録になります。

ロゴセラピーとは
どのようなものかを解説しています。


「逆説的志向」「反省除去」「意味への意志」「実存的欲求不満」など、

主要な概念を解説しながら、実際の症例を交えて語られています。

巻末の解説も分かりやすいです。

ただし、文庫なので字が小さいです。加えて内容は濃いです。
それゆえ、読むのに苦労する人もいるかもしれません。

今まで紹介した書籍と同じような内容なので、
理解を深めるために使うと良いと思います。



ロゴセラピーのエッセンスだけを知りたい人はこちらを読むといいです。

ロゴセラピーを分かりやすく解説してほしいというアメリカ人読者の

要望に応え、18の基本概念をコンパクトに説き明かしたものです。

分量も少なく、手軽に読むことができます。

内容も必要十分なので、不満は出ないと思います。

何よりも読みやすさが抜群です。分量が少ないのを望む人に

特におすすめできます。


まとめ

ACT療法の本とフランクル先生関連の書籍を紹介しました。
今回紹介したものは、分量が多いので、ゆっくり読む
あるいは、パスするのも手です。

ぜひ読んでほしい本ですが、現実的にそのような気力がない場合
が多いと思います。そこで、無理をして読むのも違います。

紹介させていただいた本は、多少でも余裕が出てきたときに
読んでいただくのがいいかなと思います。

参考になったらうれしいです。

今回はここまで


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