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面白い人に出会っていきたい

昨日、久しぶりに再会できた人がいます。それは世界一周旅行中の日本人女性の方です。

その方はもう65歳を過ぎていて、年金をもらいつつ、かねてからの夢だった世界一周旅行を実現中です。

2ヶ月ほど前にアルメニアで出会ったその方が、ジョージアに来るということで連絡をもらい、昨日再会を果たせました。

久しぶりに会ったら以前よりも距離が縮まっていて、前回は聞けなかったもっと切り込んだ話などを聞くことができました。

僕の倍以上生きている人から聞ける人生の話は、僕が想像している以上のものだし、ましてこうして世界を渡り歩いていく中で揺れ動いた価値観に関する話はとても勉強になりました。

貴重な話を聞けてとても良かったし、出会えたことにも感謝したいです。

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海外で出会う人たちはユニークな人が多くいると思っています。周りの目を気にしていたら絶対にできないような挑戦や、一風変わった経験など、多くの人たちは何かが際立っていてそれでいて面白いのです。

日本ではすれ違うこともなかったような面白い人にたくさん出会えるのが、海外のひとつの魅力だと思っています。当然だけれど、世界一周旅行中の日本人とは海外でしか出会えません。

そういった面白い人に会うたびに、海外に来て良かったとつくづく思います。

日本にいたってそういった人に出会うことは無理ではないでしょう。でも、実際それはとても難しいでしょう。1億人を超える日本人がいる日本の社会の中で、そういった際立った人を探すのは至難の業です。

だから、少ないパイの中で面白い日本人が集まっているこの凝縮感が海外の良さだと思います。

僕が今いるジョージアは、日本人の99%が訪れたことのない国です。わざわざその国に行く、ということ自体がそもそもその人を面白くさせているとの考えもあります。

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海外にいる日本人は、日系で長い歴史を持つ企業のことをJTC(ジャパン・トラディショナル・カンパニー)と呼ぶことがあります。JTCは安定であることが魅力で、日本社会ではそこで働くことが理想とされている会社のことです。

僕は3年前の冬、新卒で入った会社を辞めました。3年弱勤めた会社は典型的なJTCでした。

僕は学生時代、就職活動をしていたころ、JTCで働くことしか考えていませんでした。それは、それが王道な生き方だと思っていたからです。

でも働いていく中で、徐々にこういった典型的な日本社会の中で過ごす人生に迷いが生じていき、結局辞めることになりました。そして海外で働くことを目指して、フィリピンへ英語の勉強をしに行きました。

僕はその時点で日本社会のレールから外れたと思っています。

上昇志向はある。ビッグになりたい。でも日本社会で輝くための列車からは降りた。

それは、ここに居続けても面白い人になれないと思ったからです。

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僕は面白い人に出会えると心から楽しいと思え、その出会いにとても感謝したい気分になります。でもそういった人に出会い続けるのはなかなか難しいものです。

面白い人に会うには、自分が面白い人になることが大切だと思っています。

いろんな経験をしていって、皆がやらないようなことをやって、どんどんユニークさを極めてくことが、面白い人に会える唯一の方法だと思っています。

僕は海外に来たことで、そのハードルをひとつ乗り越えたと思っています。でも、海外にいる日本人は当然みんな同じように、海外に出るというハードルを乗り越えています。

だから今後もいろんなことに挑戦していき、自分の中で面白い、と思えることをし続けていきたいと思っています。

人から面白い人だと思ってもらえたら嬉しいだろう。

もっと挑戦を重ねて、さらに磨きをかけていきます。


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それでは、また明日お会いしましょう!

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