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コンフォートゾーンを作っては破壊した1ヶ月

8月が終わり9月に入りました。

ジョージアで自分の仕事を見極めたいと思って参加した「ノマドニア」のプログラムが終了し、1ヶ月が経ちました。今はWebデザインの勉強をメインにしつつ、このnoteをきっかけとしてライティングの方にも展開したいと思っています。

この1ヶ月間を振り返るといろいろなことがありました。結果、Webデザインの勉強を始めてずっと集中して取り組んでいこうと思っていたけれど、思っていたより時間をとれず、悔しい思いが残りました。

アルメニア旅行や友達との食事など数ある誘惑が大きな理由です。加えて、どこで作業をするか、どのように生活していくか、といった環境に関することも理由としてあります。

今回はその環境要因という面を深掘っていこうと思います。

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「ノマドニア」期間中は同じプログラムを受けるメンバーと、airbnbで民泊物件を借りて生活していました。とても居心地は良かったものの、あまり安くはないし、自分には贅沢すぎると感じていました。

トビリシの民泊物件は1泊2000円から3000円の価格帯でしたが、ゲストハウスでは1泊1000円から2000円と半額程度に抑えられます。

そのため、それ以降はアドレスホッパーのようなゲストハウス生活を続けています。

現段階で家を借りるという選択肢はありません。いつまでジョージアで生活するかを決めていないことに加え、最近のジョージアはロシア人の流入が相次ぎ、家賃がとても値上がっていることも理由としてあります。

物件にもよるけれど家賃は1ヶ月4万円以上と言われ、日本の方が安いと感じてしまいます。

貯金も決して豊富にあるわけではないため、当面はゲストハウスでの生活を続けていこうと思っています。

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この1ヶ月間でアルメニアの1件も含めて、4件のゲストハウスに宿泊しました。

以前よく行っていた海外へのひとり旅では、毎回ゲストハウスに宿泊していました。また、昨年の夏に2ヶ月間、沖縄で仕事をしながらバケーションを楽しむ「ワーケーション」をしていた際には、5件のゲストハウスを巡りながら生活していました。

そのような経験があったため、キッチンや水回りが共同で、大人数で同じ部屋で寝るゲストハウスでの生活に抵抗はありませんでした。

現在は最初の1件目を除き、1週間ごとにゲストハウスを移動しています。

そこでの生活は初日から2日目は、その場に適応するためにとても神経を使います。3日目くらいからは慣れてコンフォートゾーンに突入しますが、一週間経って新たなゲストハウスに赴き、また神経を使っていく、という繰り返しです。

この繰り返しは1度や2度ならまだしも、何度も繰り返すと次第に疲労となっていきます。

昨日新たなゲストハウスに移ってきて、どっと疲れが出て、何も作業をする気が起きませんでした。

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慣れない異国で、慣れないゲストハウスという環境で生活する。

生活費が抑えられて嬉しいし、外国人と出会えるのは楽しい、語学の勉強にもなるゲストハウスは一石三鳥です。しかしそれを続けていくとやはりどこかで疲労が蓄積されていきます。

そうやって蓄積された疲労が自分の作業に影響してしまうと良い状態とは言えません。

金融の起源と言われるバビロン(古代バビロニア)には、お金持ちが実践していることのひとつに「より良きところに住む」という教えがあります。

「安物買いの銭失い」はやはり良くないのでしょう。

せめてゲストハウスも一人部屋を取ったり、条件をよく見て少し高いところにしたり、長期間で予約をしたりするなど、自分なりの居場所を確立していきたいと思います。

9月はたくさん作業時間をつくり、デザインにライティングにどんどん進めていこうと思います。

これからも引き続きどうぞよろしくお願いします。


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サムネイルの場所はShota Rustaveli Avenueの地下歩道(トビリシ)

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