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真の健康と向き合うために


こんにちは!
かなり久しぶりのnoteになってしまいましたが、きちんと言語化を意識したアウトプットも必要だという事で書いています。最近思う「真の健康とは何か」ということについて改めて僕の考えを書きたいと思います。

慢性的な運動不足

テレワークがすっかり定着し、1日のほとんどを自宅で過ごすようになっている方も多いのではないでしょうか。
そんな中で、慢性的な運動不足や過食など、「身体的な健康」が危険にさらされているというのは、みなさん感じている事でしょう。
私自身も、通っているジムもついに休業となり、トレーニングもままならない状況のためついに自宅トレーニングを始めました(もともと自宅では全くやらない派。やる気でないから)
自宅でのトレーニングはどうしても負荷が軽くなってしまうため筋肥大というのは難しいです。今はとにかく筋力を維持するために、軽い負荷でも刺激を入れ続けるしかありません。
ただ最近の気づきとして、軽い負荷でもどうにか効かせようと、対象筋への意識がかなり高まり、質の良いトレーニングが出来ているような気がします。ジムの利用が再開したときに、この意識を継続できればさらにレベルアップできる事間違いなしです。

ウイルスがもたらす精神的な健康被害とは

そしてもう1つ、「精神的な健康」も危険にさらされています。
緊急事態宣言が出され、商業施設や飲食店などが次々休業を余儀なくされ、廃業の危機にさらされているお店や企業も当然あると思います。
気軽に出歩く事も出来ず、特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭は外で遊ばせてあげる事もできずもうお手上げ状態ではないかとお察しします。
そんな先の見えない状況では精神的な負荷がとても多く、とても精神面も健康的な状態とは言えないでしょう。
今回、ウイルス感染による身体への直接的な健康被害だけでなく、そういった間接的な身体および精神的健康被害は、とても計り知れないほど大きな被害をもたらしていると感じました。

そんなことを感じながら過ごす中で、「心身の健康」という壮大なテーマと向き合うことに、これからの人生を捧げたいとこれまで以上に強く感じました。

健体康心とは

「健康」とは、「健体康心」という四字熟語の略です。
”すこやかな身体、やすらかな心”、これが本来の健康の意味であり、あるべき姿なのです。
筋トレやスポーツをすれば健康になれる、食事制限をすれば健康になれる、このサプリを摂れば健康になれる、本質的な健康とはそんな単純な話ではありません。
真の健康とは、精神的に満たされ心にゆとりが生まれ、適度な運動と身体に良い食生活を基本としながらも精神を満たすだけの食事や遊びも適度に楽しむ。そんな、精神的、身体的、社会的に満たされた状態を維持し続ける事が、本質的な健康だと思っています。

みなさん、それらが当たり前に定着した世界を想像してみてください。
きっと今回のような、誰しもが経験したことのない世界レベルの困難であっても、批判よりも協力が生まれ、何より周りに対して配慮した行動ができ、きっと気づいたら困難ですらそう感じなくなっている。そんな世界になるのではないでしょうか。綺麗事や理想論に聞こえるかもしれません。ですが綺麗事や理想論は言うためにあるのです。
ほんの少しでも、みなさんが自分自身の健康と向き合い、まずは自分自身が健康でいることを心がけていけば、自ずと世界は健康になると信じています。そしてその先に、理想とする世界は必ず実現できると確信し、僕はこのマーケットで勝負すると改めて決意いたしました。

ウェルネス市場

僕らが軸足を置くウェルネスというマーケットは、「健体康心」を目指す生き方、またそれらを支える市場全般のことを指しており、世界のウェルネス市場規模はおよそ450兆円、国内でもセルフヘルスケア市場として5.7兆円の規模がある大きなマーケットです。人々が健康を見捨てることは、恐らくこの先ないでしょうし、昨今の健康意識の高まりを見ていても、より一層拡大していく市場であることは言わずもがなですよね。
人々の健康を構成する要素として、食事・運動・睡眠という3つがあると思っていて、それらの精度やバランスによって、身体的・精神的・社会的な幸福度が決まり、それによって真の健康の度合いが決まると思っています。身体に良いからといって美味しくもない食事を毎日我慢しながら食べることは精神的に幸せではないし、その逆もしかり。運動もそうです、無理して運動しても続かないのは、精神的に幸せを感じないから。
健康の感じ方に多少の差はあれど、食事・運動・睡眠という3つの要素を満たしていくことで、心身ともに健康で幸せな暮らしが得られるというのは、概ねすべての人に当てはまると思っています。

食事は人生を変えるトリガーとなり得る

これまでたくさんの方々のダイエットにまつわるご相談やお話の聞いてきて、僕の中でたどり着いた1つの答えがあります。それは、これまでの日常生活にプラスαの行動をとることは、そこに利益実感があると感じられない限り続かない、もしくは始めることすらしない、ということです。
とても当たり前のことのように聞こえますが、それを改めて認識することができました。そして、わかりやすく利益実感を得られる行動、それは食事の改善なのです。運動をしてこなかった人が運動を始めることは、様々なハードルが存在します。運動した方がいいことは一般論としてわかっていながらこれまでしてこなかったわけですからね。ただ、食事は基本的に全ての人が毎日するものです。その選択を変えることは、運動を始めることほどのハードルはないはずです。

食事からまず変えてみることをお勧めする理由
・わかりやすい利益実感は「痩せること」で、運動よりも食事が鍵である
・既に取っている行動の中身を変えるだけなのでハードルが低い
・食事で痩せた人の大半は、自発的に運動も始めるようになる

わかりやすく言うと、痩せるという結果は、とてもわかりやすく利益実感が得られます。そして、食事で痩せると次はボディメイクでスタイルを追求したり、機能的な身体を目指したいという欲求が生まれ、自発的に運動を始めたいという気持ちになります。というように、食事がきっかけで本質的な健康への扉を開けてしまう(もちろん良い意味)というのは、とても必然的な話なのかもしれません。

ただそこで問題となるのは、「健康文脈での食」に対する情報の非対称性がとてつもなく大きいということです。
確かに以前と比べれば書籍やインターネット上にたくさんの情報がありますが、全てが正しい情報ばかりではないし、間違った情報を鵜呑みにしてしまう情報弱者が多い事も事実です。
そして健康とは、究極にパーソナライズされているものであって、例え正しい情報であってもすべてが自分に当てはまるとは限らないのです。
そこで大切になるのは、正しい知識を得ると同時に、自分にあったものをきちんと取捨選択できるようになることだと思っています。
もちろん専門家並の知識をつける必要はないけれど、最大の資本である自分の身体ときちんと向き合おうとする意識は、すべての人が持つべきです。

あらゆる健康体験をシームレスにつなぐ

GENTRICHでは、健康で持続的な生活は、限られた人のための贅沢ではなくすべての人にとって当たり前の日常である、という思想を持っています。
これまでメディア事業を通してそれらの啓蒙を行なってきましたが、これからはより深く「健体康心」と向き合うために、「食」を通じてあらゆる健康体験をシームレスにつなぐ新たな事業構想を準備しています。

”Be more wellness”というミッションを掲げ、身体的、精神的、社会的に満たされた「真の健康=wellness」をデザインするトータルウェルネスブランドカンパニーとして第2章を始めます。

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