アメリカでアメリカ人に言われて驚いたことをふと思い出したので書いておきます。

お前は山本五十六か

ボストンでローカルバンドに加入し、毎週末軽いツアーがあったんですが、僕は国際免許を持っていなかったのでいつも家まで迎えにきてもらい、帰りも家まで送ってもらっていました。
そんなある意味特別待遇を見てベースのやつが「お前はこのバンドの山本五十六か！」と突っ込んできました。
そもそもなんで山本五十六を知ってるのか、そいつにとっては送り迎えしてもらえること＝山本五十六なのか……今でも謎です。
ちなみに、そのベースはチュニジアでクーデターを起こした将軍の名前とかも知っていて、そういえば軍事マニアだったのかもしれません。

Old Friend

僕がボストンからドイツに移住する際、アメリカ人の友達からあれこれ質問され、「ビザはどうするの？」と訊かれたとき「ああ、日本人はビザなしでドイツに入れるんだよ」と言うと「Old friend huh!」（古い友達ってか！）
と皮肉られました。
一応意味が分からない人のために解説しておくと、日本とドイツは第二次世界大戦時に同盟国で、アメリカは敵国でした。
だからアメリカ人からすると、ドイツが日本人に対してビザ免除の特別待遇をしているのがちょっと鼻についたということでしょう。
いや、アメリカも同じだし、もっと言えば日本人って世界中ほどんどの国にビザなしで行けますけど……
言われたのは2003年ぐらいだと思いますが、当時『うわぁ、21世紀になってもこんなこと言われるんや…』と驚いた記憶があります。

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