ほとんど毎日通ってる地元の喫茶店は気の置けないジャズ喫茶。その名の通りいつもジャズのCDがかかってる。ここで正しい意味でBGMといえばこれでしょう。

ジャズ喫茶と言っても、その点での本当の姿は土曜の夜のジャズライブ。ジャズが目的でくるお客さんが集まる。

それ以外は先に書いたジャズのCDがかかっている以外は昔ながらの喫茶店である。

蝶ネクタイをしたバリスタがいるわけでもないし、ナポリタンもカツカレーもハンバーグ定食だってメニューにあるし、案外と徒歩圏に食堂の類がないからそういうニーズもある。

ここの楽しみのひとつはお客さん同士の会話だったり、お客さんとママさんとの会話を聴くこと。

ずっと聞き耳を立ててるわけではないけれど、ドアを開けて入ってくるなり前日訃報が伝えられた「八代亜紀さん残念ねぇ」とか日々被害の詳細が明らかになっていく能登震災だったりのテレビやマスコミが流す悲しいストーリーとか身の回りではない話から、最近この辺は宅地化がすすんで月極の駐車場が減ってるとかいった身の回りの話まで色々。

ぼくにとってこれとBOSEのスピーカーから流れてくるジャズが混ざったのがこの喫茶店のBGM。先にも書いたけとおり聞き耳を立てることもあれば、なにか楽しげに話してるなという雰囲気を感じるだけ（こちらの方が多い）もあるけど、そういうの含めた音が心地よい。

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