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観察スケッチ#109・一円玉

身の回りのものをスケッチしていくスタイルに落ち着きつつある観察スケッチ。目の前に1円、10円、50円、500円と硬貨があって、それぞれ眺めてみたけれど、1円玉はシンプルでとても気に入った。けっして平等院鳳凰堂を描くのが大変だから10円玉にしなかったわけではない。

子供のころはまだ消費税がなかったので、なんでも買える気がした100円玉や、ビデオゲームが一回プレイできた50円玉、サンポールをかけるとキレイなる、みたいな実験に使えるし、うまい棒も買える10円玉、コーラ飴が買えた5円玉と比べまったくありがたみがなかった1円玉だけど、いまあらためて観察して見ると、木のレリーフなんかシンプルで美しいと思う。


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