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Webライターの始め方。成功に向けて地に足をつけて超現実的に伝えたい4ステップ

こんにちは。ライターの大塚たくまです。

2016年からWebライターとして活動を始めたぼくは、2019年に独立。SEOとバズの両方を追求し続けたことで成果が上がり続け、法人化。株式会社なかみの設立後も、業績を伸ばし続けております。

そんなぼくに意を決して「Webライターを始めたい」と相談する友人知人が増えました。毎回、話をするのですが、同じ話を続けるのも疲れるので、記事にまとめることにしました。

Webライターを始めることは、けっして難しいことではありません。

Webライターで成功することに関しては努力が必要で「簡単」とは言えませんが、始めることは簡単です。始めなければ、努力することもできません。


そこで、軽やかにWebライターをスタートするアドバイスを約5000字にまとめてみました。


まずは今日、この記事を読んでスタートしましょう。行動し、チャレンジした人だけが、成功できます。この記事がその最初の一歩です。

Webライターの始め方①仕事環境を整える

ふつうでいい

Webライターに必要なものは、以下の2つです。

  • 普通に使用できるネット環境

  • 普通に使用できるパソコン

「すでに揃っている」という方は、まずは今の設備でスタートしましょう。

まずは今あるものでやろう

とにかく「始める」ことが大切です。

今ある設備でWebライティングに取り組んでみて、不都合を感じた時にネット環境の整備や、新たなパソコンの購入を考えてください。実際にやってみないと、どんなパソコンが必要なのかは検討できないからです。


Webライターにおすすめのネット環境とは?

回線の安定は精神の安定

現状、スマートフォンしかネット環境がないという方は、まずはテザリングでもいいと思います。もし、それで通信容量に不安があるのであれば、別途契約しましょう。

自宅で作業することが多いのであれば、自宅に光回線を引きましょう。安定した回線は、精神の安定に繋がります。

様々な場所で作業することが多いのであれば「ポケットWiFi」を導入するのもよいでしょうが、スマホのテザリングでも対応できることも多いと思います。まずは何より「自宅の安定した回線」が優先です。


Webライターにおすすめは「メモリ8GBを超えるノートパソコン」

業務的に重視すべきはメモリ

「あまりパソコンに詳しくないけど、これからパソコンを買わなきゃ」という方におすすめのパソコンは、ずばり「メモリ8GBを超えるノートパソコン」です。

記事の執筆に加え、たまに写真を取り込む程度ですので、あまり高いスペックのパソコンは必要ありません。

ただ、調査する際にWebブラウザのタブを大量に開いて作業することが多くなるので、「メモリ」には注目したほうがよいでしょう。

Yeah! めっちゃストレス

8GB程度あれば、ブラウザを大量に開いてもあまり動作に不都合は起きません。ストレージを大量に使ったり、高性能なCPUが必要となる作業を頻繁に行うことは考えにくいので、まずは「メモリ」を重視しましょう。


スマホはWebライティングに向きません

精神論じゃないです

「スマートフォンで記事執筆をやってみよう」と考えているかもしれませんが、おすすめしません。

スマートフォンで記事を執筆する最大のデメリットは、執筆した文章の確認が難しいことです。画面に表示できる文字数が少ないため、文章の流れが適切かどうかを確認しにくく、執筆作業に適さないのです。

また、長時間にわたって小さな画面で小さな文字を見続けることになるので、疲労の原因にもなります。


Webライターの始め方②自己アピールの場を作る

自分の執筆能力を見せる場所をつくることも重要です。執筆した記事が自由に見られる場所をつくっておくことで、仕事の依頼をしやすくなります。

アピールの場として、誰でも始められるのが「ブログ」です。これからWebライターになろうという場合、ぜひブログを立ち上げてください。

そのブログは、Webライターとしてさまざまなことを試す、実験の場となります。自由な文章の発信の場所を持つことは、Webライターにとって重要なことです。

これからWebライターを始めようとする場合は、そのブログに自分がやりたいテーマのSEO記事を書いておくことが基本です。

自分のブログに、適切なSEOができているクオリティの高い記事が掲載できていれば、仕上がりのイメージが浮かびやすいので、仕事の依頼が来やすくなります。

一方、ブログに単なる「日記」や「エッセイ」と書くことは、仕事をつかむ上ではおすすめしません。なぜなら、駆け出しのライターにそのような文章を依頼するケースは限りなく少ないからです。

仕事に直結するという観点なら、まずはSEO記事に取り組んでみることをおすすめします。


Webライターの始め方③クラウドソーシングに登録する

未経験のWebライターが、Webライティングをスタートする場合、まずはクラウドソーシングサービスへ登録してみましょう。

クラウドソーシングとは?

クラウドソーシングとは、インターネット上で不特定多数に業務委託を募り、発注する形態のことです。これまで繋がりがないような企業と気軽にコンタクトが取れ、マッチングすれば、すぐに業務を委託してもらえます。

主なクラウドソーシングサービス

  • ランサーズ

  • クラウドワークス

  • クラウディア

  • ビズシーク

  • ココナラ など

特に「このクラウドソーシングが良い」というものはありませんが、まずは大手である「ランサーズ」「クラウドワークス」に登録しましょう。Webライティング案件も多数あります。

業界全体で見ると、記事単価は低めの傾向にありますが、Webライティングの初心者が業務を経験するための登竜門としては最適です。


クラウドソーシング登録はプロフィールが重要

クラウドソーシングの登録時に重要なのは「プロフィール」の文章です。

「Webライター初心者なので書くことがない」と諦めてはいけません。これまでの職務経験を詳しく書き、とくに仕事獲得に役立ちそうな部分を具体的に書きましょう。

プロフィールに書いたほうがいいのは、主に以下のような内容です。

  • 経歴

  • 可能な業務

  • 職歴

  • 取得している資格

  • 特筆すべき経験

  • 過去に執筆した記事の例

  • 執筆したいジャンル

  • ライターとしての心構え


特に以下のような経験は、具体的に明記することが重要です。

  • 執筆したいジャンルに生きそうな職務経験

  • 執筆したいジャンルに生きそうな人生経験

  • 執筆したいジャンルに生きそうな資格

  • これまでの経歴で文章に携わった経験

  • これまでの経歴で何らかのクリエイティブに携わった経験 など


文章に直接生きないと思えることでも構いません。「どんな経歴の人なのか」ということがわかるように、箇条書きを活用しながら、丁寧かつ端的に書いてください。


「ライター初心者」と書かないように注意

クラウドソーシングに登録する際「ライター初心者」と自己紹介しないように注意しましょう。「ライター初心者」と自分を紹介することは、仕事を獲得する上で何のメリットもないからです。

ただし、「Webライターとして仕事をした経験は何年ですか」など、明確に尋ねられてしまった場合は「今年からはじめました」と伝えるしかありません。そのような場合でない限りは、自ら「初心者」と名乗るのはやめましょう。

相手に不安を与えるだけで自分も成長しない

「Webライターとして経験がある」とは言えませんが、ブログやnoteで執筆をされた経験がある方なら「執筆経験が〜年」とは言えます。文章と親しんできた経験を話すことも可能です。

なるべく、経験があると思ってもらえる伝え方を考えてください。最終的には、記事の品質で納得してもらえれば大丈夫ですし、そこが一番重要です。


Webライターの始め方④執筆案件に応募し、受注する

クラウドソーシングに登録し、各種設定が完了したら、早速案件への応募をスタートしましょう。

クラウドソーシングではどんな案件がおすすめ?

クラウドソーシングで案件を探す場合、「書けると思えるもの」「書きたいと思えるもの」で探しましょう。その2点のどちらかにでも当てはまってさえいれば、気にせず応募してください。

「報酬が高いから」と遠慮しないようにしましょう。

報酬が高いかどうかは、依頼側が決めることであり、あなたが自ら遠慮することではありません。まずは、応募しないことには始まらないのです。

文字単価の目安としては、最初は0.5円〜1円程度のものが難易度が低い傾向にあるので、おすすめです。単価としてもかなり安い部類なので、高いレベルは求められません。

こういった案件を勉強しながら取り組むことで、腕を磨いてください。


クラウドソーシングの案件の探し方

常日頃から、案件を探すようにしましょう。最初は条件に当てはまる案件を、総チェックし、それ以降は同じ条件で「新着」だけをチェックしていってください。

それを日課にすることで、自分にとって好都合な案件を逃しません。

「なかなか案件が見つからない」と思ったら、「書けると思えるもの」「書きたいと思えるもの」という基準だけではなく「調べ方がわかるもの」という基準を加えてください。

Webライターとは「正しく調べ、正しく書く」ことが仕事です。自分が現段階で知らないことは、さほど大きな問題ではありません。知らないまま書くことが問題なのであり、書くまでにしっかり調べられれば何も問題はないのです。

書籍や各種データ、インターネットなどで調査をする方法がわかると思えるものは、執筆できるテーマです。積極的にチャレンジし、さまざまなジャンルに対応できるようになりましょう。


クラウドソーシングの案件に応募する際のポイント

クラウドソーシングの案件に応募する際、いくつか注意したいポイントがあります。

①応募文のテンプレートをつくる

Webライターである、自分の自己紹介文や職歴などに関しては、テンプレートをつくっておきましょう。

「テンプレートは失礼」という指導も見かけますが、「全部テンプレート」なのが失礼なだけで、「部分的なテンプレート」は何も問題ありません。

何度も同じ内容を打ち込むのは時間の無駄です。うまくテンプレートを活用して、数多くの応募をこなしましょう。

②募集文をよく読み、必要事項を記入する

筆者がクラウドソーシングでWebライターを募集した際、全体の7割が必要事項を記入しない提案文でびっくりしたことがあります。

提案文に書いておいてほしいことを、赤字や太字で強調して記入しても、大半の人は必要事項を記入しません。逆に言うと、必要事項を丁寧に記入するだけで、大半の人よりも「優秀な人」と思ってもらえるチャンスがあるということです。

大量に応募すると雑になってしまいがちですが、必ず各案件に応じた必要事項をよく確認し、抜け漏れなく記入するようにしましょう。

③案件に応じた内容を記入する

どの案件に対しても言えることではない、その案件ならではの内容を書きましょう。なぜ自分がその案件に応募したいと思ったのか、なぜ自分がその内容を執筆する人間として適しているのか。

過去の執筆経験ではなく、人生経験、職務経験でも構いません。先方に「確かにこのライターさんなら意欲がありそう」と思ってもらえるように、丁寧に記入してください。

④応募する段階で気持ちを込めすぎない

基本的に提案は「落ちるもの」と思うようにしてください。

最初の応募の段階で「この案件は絶対にやりたい」とか「この案件を通じて、こんなことをやりたい」とかあまり具体的に想像することはやめましょう。なぜなら、落ちた時に精神的なダメージを負ってしまうからです。

これからたくさん応募して、仕事を獲得していかなければならないのに、1件落ちただけで凹んでいては、精神が持ちません。

応募したメッセージがクライアントにとって魅力的でなければ、返信すら来ないことも日常茶飯事です。具体的なイメージは、返信が届いてから考えても遅くありません。

応募する段階では「落ちたら困る」というほど自分を追い込まず、「受かったらいいな」くらいのマインドでいるようにしてください。


Webライターの始め方を知り、活躍しよう!

Webライターの始め方として、覚えておくべき4つのステップは以下の通りです。

  • 仕事環境を整える

  • 自己アピールの場を作る

  • クラウドソーシングに登録する

  • 執筆案件に応募し、受注する

成功は難しくても、「始めること」は簡単です。この記事をここまで読んだわけですから、ぜひとも始めましょう。 行動し、挑戦する人だけが、成功します。がんばってください!

※この記事の内容は弊社のYouTubeチャンネル「WEBライターの教科書」動画でもご覧いただけます。


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