愚庵

僕の父は「子どものころから絵や文章を書くのが好きだった」と言っていました。僕の印象です…

愚庵

僕の父は「子どものころから絵や文章を書くのが好きだった」と言っていました。僕の印象ですが、父の絵は、絵を勉強したこともないのに、モノの形をしっかりと捉え、絵柄は独特な味がありました。父の影響を受けて僕も絵や文章を書くのが好きになりました。今は趣味で絵や文章を書いています。

マガジン

  • 自分史「我が人生に悔いあり」

  • 愚庵話

  • 東京

  • 日常エッセイ

最近の記事

54歳のバイト体験記

1. 若き日に二子玉川のレコード屋でバイトしていた22歳の頃から30年ちょいの時間を経て・・・僕はアルバイトを始めた。 54歳の自称フリーライター、保険募集代理店、広報代理業などはあくまでも自称であって、架空の仕事と言っても良いくらいに無収入なのである。収入を得られなければ“無職”なのである。それでも金のこと以外は凄く楽しく生きていられる。清廉潔白なる理想の真社会主義思考でも、実は内面から湧きあがってくる資本主義大好き真理がどうにもこうにも割り切れない矛盾を生じさせてしま

54歳のバイト体験記

マガジン

  • 自分史「我が人生に悔いあり」
    1本
  • 愚庵話
    2本
  • 東京
    2本
  • 日常エッセイ
    1本

記事

    東京 谷中

    東京 谷中

    「刑事・型破捏造 白石家殺人事件」

    白石麻里絵は矢で頭を撃ち抜かれて死んだ。 矢は外部から飛んできたものらしい。兄の多美男、妹の沙絵子が麻里絵の叫び声を聞いて彼女の部屋に入ろうとしたらドアには内側から鍵がかかっており、合鍵がなかったので多美男がドアを蹴破って入った。室内に入ると麻里絵は矢が飛んできたと思われる窓側に足を向けて仰向けに倒れていた。風呂あがりに窓を開けて涼んでいたのだろうか、裸にバスタオルを巻いただけの格好だった。窓は開いており、2月の寒気が室内に入り込んでいて震えるほどに寒かった。 「沙絵子、

    「刑事・型破捏造 白石家殺人事件」

    「中小企業こそ事業継続計画を熟考すべき」

    2007年にセコムさん監修で,、僕たち(当時勤務していた出版社の所属部門)は「企業の災害対策と事業継続計画」というムックを発行しました。 この本は、新潟県中越沖地震のあとに新潟に生産拠点がある企業の事業が停止してしまったことから、セコムさんに働きかけて企画・監修していただいたものでした。企業の事業継続というのは、生産拠点の停止、社員の安全確保という物理的なものだけでなく、企業データの破壊、インフラの停止…など様々な問題をはらんでおり、それは人的被害だけにとどまらず、ご承知の

    「中小企業こそ事業継続計画を熟考すべき」

    「厄災時こそ事実確認を怠るな」

    関東大震災直後の朝鮮人虐殺は、事実無根の流言流布によるものでした。厄災時にはこういう事態が多く起きるのです。 残念ながら人間は、根も葉もない噂に流されやすいものです。関東大震災時はインターネットがなかったのに、流言は、あっという間に関東中に広がりました。 インターネットが普及した現代では想像できないほどのスピードで流言は広まってしまいます。皆さんもご存知でしょうが、今回の新型コロナウイルスに関する偽情報に振り回される人も多いのです。 ネット上では「クラスター犯探し」とい

    「厄災時こそ事実確認を怠るな」

    ねぶた祭り

    新型コロナウイルス肺炎の感染が拡大した今年の春は、各地での祭りやイベントが次々に中止となっています。高機能マスクにゴーグルを着け、ポケットには除菌液を突っ込んで感染防止を施したとしても、街中で呑気に花見でもしようものなら通報されかねない戒厳令のような状況になっていました。日々、感染者数が増え続けているなか、東北三大祭りの筆頭である「青森ねぶた祭り」中止が報じられました。 青森ねぶた祭の起源はわかっていないのですが、奈良時代に中国から伝わった七夕祭りの灯籠流しの進化系とも、桓

    ねぶた祭り

    感染列島

    2009年の公開当時は散々に悪口言われた映画「感染列島」が再評価されているようだ。 2009年の新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)パンデミックの前に公開され、感染症の恐怖をいち早く伝えた映画だ。 ウイルス感染症は怖いのだ。この映画は感染源を特定して治療にあたり、一方では愛する者を失うまでを描かれるが、できればもっとハッピーエンドで終わってほしかった。 僕が出版社勤務時(2007年)にセコムさんに監修をお願いして出版した「企業の災害対策と事業継続計画」(リックテレコム

    感染列島