【連載小説】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
あらすじ・目次
第三部 六章リベルタドーレス ~解放者たち~1466.好敵手
何やら迫力が数段増して鬼気迫る感じのシドに対してギレスラとペトラはこれまでの経緯を掻い摘んで話した。
聞きながら時折苦虫を噛み潰した様な表情を浮かべているシドの後ろで、レイブは顎に手を置きジッとしたまま思案の最中らしく真面目な顔を浮かべている。
スリーマンセルの賢い担当、ペトラが順序立てて要領良く話し、ギレスラが要所で補完、少し距離を置いた場所からのミロンとブロルの絶妙な合いの手のケミ