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第38回映画感想『歩いても 歩いても』~ブルー・ライト・ヨコハマとの再会も兼ねて~

こんばんわ!
是枝監督の作品は「万引き家族」以来になります✨
私は是枝監督はキャストを選ぶセンスがいいなあ。と、上から目線で勝手に思っておりました🎬️

本作は独特の間や声のトーン、背伸びをしてようやく手が届くところではなく、公園のベンチの隣でそっと座っていてくれているような作品でした。

夫婦でもお互いの秘密があったり、表面と裏面では考えてることが違ったり、それぞれ思惑があったりとそんな当たり前のことをちょうどいい塩梅で描いてくれてます✨

特に樹木希林さんの演技で自分の母親を思い出したのは私だけではない気がしております💦
そんな母親に対する父親、息子(阿部寛さん)の態度もとても共感します笑

個人的には「いつもちょっとだけ間に合わない」くらいがちょうどいいのかなとも思ったりします。

その感覚があるから、お互いを完全に理解することを防いでくれる。
一定の距離があるから、同化しないで済むし自分が親になったとき、少しだけ親のことを引き継いでいけるのだと思いました。

それにしても大好きな寺島進さんと樹木希林さんに作品の中でお会いできたので、とっても幸せな気持ちになりました🤗

おしまい。


 スクショ下手すぎ

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